3月なので、大体の内資系企業は決算月かと思います。

従いまして、今月は新規処方の獲得も大事ですが、いかに着地の数字を仕上げるかです。

 

自分の数字、チームの数字、営業所の数字、さらには所属する支店の数字も意識したうえで、

実績の構築に奔走することになります。

 

基本的に、いくら自分の数字が達成してても、営業所の数字が足りなければ、それ以上突き抜けた実績構築を求められます。

 

私はこれが非常に嫌いです。

 

当然ですけど、必然的に来期(4月)の数字を前倒しして頼みに行くことになるので、来期は必然的にマイナスのスタートになるわけです。

 

それだけやったことに対して報われるなら、まだ話は別なのですが、正直、国内企業では外資と違ってそこまで報酬の差が出ることはないなという印象です。

せいぜい微増で、減らないだけましだろ?みたいな感じが基本かと。

 

せいぜい、ちょっとお礼の言葉をリーダーやら所長から言われて終わりです。

まだお礼の言葉があればマシな方で、やって当然くらいの態度でこられることも珍しくはないことですので、こういう上司は死ねばいいと心から思います。

 

個人的に、MRなんて所詮は個人事業主だと考えてるので、各々が責任をもって与えられた予算を100%完遂すれば、こんな現象は起こらないと思ってますから。

 

ただ、評価体系とかの問題もあるのは現状だろうし、外資のようにドラスティックにすればいいとも思わないけど、出来上がりの実績に対しては、もう少し責任を重くする必要はあると考えています。

 

それなりの達成率で着地っすれば、それなりの報いが訪れる。

大幅に突き抜ければ、それ相応の見返りを用意する。

普通に考えれば当たり前のことですよね。

 

私は今期、もう既に100%は余裕の状況です。

何も詰めずとも、おそらく102%くらいで着地するだろうと。

 

正直、詰めて来いって言われても「得意先に断られた」って嘘つこうと思ってます。

所詮は自分ですから。

自分の身を守るためでもあります。

使えない(役に立たない)MSが多くなったな~と、ひしひしと感じます。

たまたま今のエリアがそういう人しかいないのかもしれませんが、それにつけても酷いなと。

 

薬局には顔出してても、医者と会ってないだろ?ってMSがごまんといます。

 

帳合だけ上手く自社に持ってて、何の役にも立ってないクズみたいなの多いもん。

こちらから言わせりゃ、「ただ持って行ってるだけ」ですよ。

 

確かにね、昔とは時代が変わってきてるのも分かるんです。

 

昔は一人当たりの担当軒数も今より少なかっただろうし、医薬分業も進んでおらず、必然的に院内にも強く精通してたんだろうなって。

 

それがもはや医薬分業が当たり前になり、MSも薬局の世話で手一杯になのも分かるんです。

いくら頑張って医者にアプローチしても、薬局で買ってもらえなかったら卸は全く無意味ですし。

 

ただ、やっぱこの業界は医者を無視してビジネスはできないです。

短期的な数字はともかく、中長期的に見たら絶対に後でツケが回ってきます。

 

仮に処方元に行けないにしても、MR側からすれば、それに代わるだけの情報をよこせって話なんですよね。

薬局しか行ってなくても、卸だからこそ知りえるネタはいくらでもあると思います。

 

それもできないようなら、もう本当にただの「運び屋」です。

むしろ、運ぶだけならクロネコやヤマトの方がずっと優秀ですよ。

 

それと、数字を詰めてくるくらいお前らでキッチリやれやって、本当に思いますね。

それくらいやれんだろって。

そうなったら、もはや本当に存在価値ないっす。

 

卸MSも、MR以上に整理される時代になってきているとは思います。

私も卸だったので、その辺を加味してメーカーに来てる訳なんですけどね。

 

なかなか明るい話題がないですね。

今、この業界で働いている人たちは、物凄く気にしているテーマなんだろうなと思います。

 

超高齢化に際して、国の医療費抑制。

それに伴い、年々増加の一途を辿っている薬剤費が狙い撃ちされてますし。

この流れはもはや止めようがないし、むしろ加速の一途を辿ることが予測されます。

 

ほんの5年前に、ゾロと蔑まれていたジェネリック薬がここまで市民権を得ることになるとは、一体誰が予測したでしょう。

私がMRになったのは2012年なんですけど、当時も確かにこれからはジェネリックが増えていくとは言われてましたが、当時のジェネリックなんて、全医薬品中の10%程度の売上規模で、数量ベースでもまだまだ少ない状況でした。

それが今や国の政策もありますが、押せ押せのイケイケです。

 

話は逸れましたが、MRの将来性はとても不透明と言わざるを得ない状況です。

 

厳密に言えば、

「絶対に無くなることはないが、今のようなカタチでは存在できなくなる」

という表現が正しいでしょう。

 

これだけジェネリックが増えて売上が下がり、製薬メーカーも早期退職という名のリストラを実施するケースが非常に増えています。

ですので、いかに新薬を出し続け、売上を維持し続けるかが先発メーカーのマストとなるわけですが、現状ではマイナス分にどの企業も追いつけていないのが実情です。

 

ジェネリック企業だって、今は大型製品の特許が切れて新製品が出せているうちはいいです。

ただ、2017年以降、大型品の特許切れが一段落したあとは不透明でしょうね。

 

今は大型品の特許が切れると、20~30社とそれに群がるメーカーがあるのが実情ですが、厚労省もこれを問題視していて、メーカーの集約を望んでいるのが実情です。

しかも、厚労省は

「ジェネリックメーカーにMRはいらない、人件費を安く販売できるように使うべき」

とか、なかなかの強気コメントを発してます。

薬価だって、改定毎に相当安くされていきますので、新製品が出せなくなると、ジェネリック企業は売上を維持することもままならなくなります。

そうなると、停滞期になったときは厳しくなるでしょうね。

 

MR自体の存在価値もどんどん変わってきてて、今迄のいわゆるSOVがモノを言う時代が終わりをつげつつあります。

医師も多忙を極めており、病院では面会・訪問規制が厳しくなり、そもそもMR活動自体が制限される場面が多くなっている実情があります。

 

接待が禁止になって久しいですが、これからは社外講師や講演会での慰労会も制限されるでしょうし、説明会での弁当も今以上に質素になる可能性だってあります。

 

いかに今の時代背景を理解したうえで、医師・医療従事者との接点を増やし、ニーズを満たしていくか。

あくまでも今できる手法で。

 

間違いなく、MRは今以上に整理されます。

時代に付いていけない、成果を出せないMRは、内資といえども退場させられる時代がすぐそこに迫っています。

 

長くなりましたが、これからの時代を生き残っていくのは、

 

「”凄いMR”ではなく、”時代にアジャストして、適応していくMR”」

です。

 

今迄の歴史を見てもそうだと思うんですよね。

恐竜は環境の変化に適応できなかったから滅んだ。

人も猿→猿人→原人と時代に合わせて進化してきた。

それと一緒です。

 

無くしたものを数えるより、今の手駒でどれだけ上手く戦うか、それだけだと思います。