浪江町のみなさんにお会いしてきました。in 二本松市安達体育館

エアコンが効かない車で、大渋滞の東北道を横目に農道を爆走して６時間。（通常は2.5時間）

福島県二本松市に行ってきました！

6時間かかっても僕の車が一番早いという（苦笑）
裏道の裏道級の農道をひた走ったのだけど、里山、田園風景がとても綺麗で、とても楽しい道のりだった。でもやっぱりエアコン効かないのはきっついけど。。

大渋滞のおかげで時間的な余裕は全くなくセッティングしてすぐに本番。

この日のバンドメンバーは４人で、キーボード、ベース、バックコーラス＆ピアニカ、と僕という感じでした。この４人編成は初だったのだけど、新鮮でイイ感じでした。
体育館はサウナのような蒸し暑さで暑がりの僕はつゆだくでした。

シングル「じいちゃんの海とばあちゃんの畑」も大好評！
ラジオで聴いた事があるという人が何人もいて、すごく驚いたし嬉しかった。

今回は東京のパペレッタカンパニーさんの人形劇と、シンガーソングライター山口マリーさんのライブ、それからお馴染みの美味しいコーヒー飲ませ隊と僕の４グループのコラボレーション企画でした。

人形劇では子供たちが夢中になって見入っていたし、僕らのメンバーも子供たちと一緒になって見入っていたようです。（笑）

トラブル続出の二本松行きでしたが、無事終了しました。

二本松市は浪江町の仮設住宅が点在する地域で、４月には別の仮設住宅を３ヶ所ほどまわりましが、今回の安達体育館は世帯数が一番大きい仮設に隣接する体育館でした。
自転車で仮設のまわりを一周しましたが、「内部被曝検査室」というプレハブの施設が仮設住宅内にあり、ここは福島なんだなぁとあらためて実感させられました。
ベンチに座っていたお父さんとしばらく話しましたが、海を見て育ったからやっぱり浜通りに帰りたいと言っていた。「故郷」っていうのは危ないと分かっていても簡単に割り切って捨てられるもんじゃない。移り住めって福島以外の人達は簡単に言うのかもしれないけど、そんな簡単に割り切れるもんじゃない。
「故郷」っていうのはそういうもんだと思うんです。

みなさんにとっての「故郷」は、どんなものですか？

僕は必ずまた福島に来る事を誓った。