気が付いたらサナギは、泣いていたときよりも
たくましくなっていました。
一皮脱いで、
鮮やかな未来を羽根に約束して、
蝶々というサナギになったみたいです。
この前の自分より
飛べる事ができる。
自分に出来ることが
増えた蝶々。
自信がついたみたいです。
『さあ、夢を叶えるために』と
扉を越えて
蝶々は世界中に花を咲かせる旅へ
今、出発したみたいです。
また涙を流す時もくるかもしれない。
でもダレカはきっと
こう思っているのでしょう。
また枯れるまで泣いたら
蝶々はまた一段と輝いて
新しい扉を作るんだろう、と。
ダレカは誰も知らないところで
微笑んでいました。
