こんにちは。
埼玉の伝筆講師ゆうです。
 
 
天の原 ふりさけみれば春日なる
三笠の山に 出でし月かも
 
阿倍仲麻呂 「古今集」
 
天を仰いではるか遠くを眺めれば、
月が昇っている。
あの月は奈良の春日にある、
三笠山に昇っていたのと同じ月なのだなあ。
 
遣唐使として唐に渡り
才能を発揮し
当時の皇帝に気に入られたため
なかなか日本への帰国を許されなかった
阿倍仲麻呂。
30年を経て、ようやく望みが聞き届けられ
その送別の宴席で読んだ歌。
 
ただ残念なことに、
船が難破し、唐へ戻ることとなり
再び祖国の地を踏むことなく
そのまま彼の地で没したという。
 
この歌を初めて聞いたのは、
多分、中学生の頃。
情景が浮かぶ、きれいな歌だなあと思ったが
感情は湧かなかった。
 
今、「大人」になって
こうやって書いてみて
読んでみると
望郷の想いが、自分の中に染み込んでくる。
じわーーーっと。
そして、妙に泣けてくる。
 
いろいろ、経験してきたんだねえ、私。
 
 
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