もう一つ予定していましたラミィキューブは、参加人数の関係上今回は見送りでした。
また機会を見てラインナップにあげたいと思います。
というわけでビブリオスですが、このゲームは2500円弱というボドゲとしてはギリギリ低価格に入る部類ながらゲームイメージを損なわず無駄の省かれた箱の作りなど、なかなかこだわった作りをしています。
内容も低価格帯に多い運の比重が高すぎるゲームとは一線を画したもので、相応の戦略やブラフが必要な十分に遊べるもの。
30分程度もあればワンプレイは余裕で終わるのも手軽にやるにはありがたいところです。
さて、ルールですがこれは口頭で説明するのが微妙にめんどくさいというか難しいというか……まぁボドゲは大抵が『ルールを見ると良くわからないが実際やってみるとえらく簡単』なんですが、これもそんなアトモスフィアを持っています。
というわけで、体験会もルールブックも見せずにいきなりチュートリアルです。
このゲームは寄進フェイズと競りフェイズに分かれており、
・寄進フェイズ
山札を1枚ずつめくり『自分の手札に加える(1枚のみ)orオークション用として避ける(1枚のみ)orオープンして他のプレイヤーの手札に加える』かを選ぶ。
1ターンでめくる枚数はプレイヤー数+1枚。
山札が尽きるまで行い、なくなったら競りフェイズへ。
・競りフェイズ
オークション山札から1枚めくり、出たカードに対して競りを行う。
大雑把にこのような流れになっており、カード内容については実際にめくったカードを見せて説明を行いました。
カードは得点を得るために必要な5色の本カード、競りにつかう金カード(価値は1~3)、得点自体を操作するカード、の3種にわかれています。
5色の本カードはそれぞれに1~4の数が振られており、同色の数の合計が最も高かった人にその色の点数が与えられます。
1でも負けていれば得点はもらえないため、相手が多く持っていると思えば諦めて別の得点札を探したり、逆に全く持っていないのに拮抗しているかに見せてオークション時に価値を釣り上げるブラフを使ったりと駆け引きが生まれてきます。
チュートリアル込の一戦目では当たり前ですが手探り状態だったために思うように動けなかったようですが、2戦目では早くもブラフを駆使する人間力を発揮するプレイヤーも。
明確なアタック要素は得点を操作するカードくらいしかない分、応用力のある人ほど向いているゲームですね。