まさかそんなことのために眠いなんて言えません。
登場人物紹介◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
;筆者です。イヌネコさんなど小型哺乳類の診察をしています。
先日、馬の診察はできるかという電話を受けました。
大学の頃にちょこっと触ったことがあります。
完全に未知の生き物です。
;動物看護師長。おたママ(おたまのママ)。たま奥(たまに私、youの奥様)
牛とか馬とか、一瞬で蹴散らされてしまいそうな軟弱さ。
弱いのはメンタルだけではない。
;走り方が独特な2歳児。お腹でかい。おたまと呼ばれる。
大きいものや虫が怖いらしい。
とりあえず何でも「怖い」と言うブーム。
;coming soon
;二匹の猫(つみれ、うなぎ)とハリネズミ(うに子)。
うに子さんはとにかく塩対応。
近付いても無視、触るとブチギレ。…いや、ある意味熱い奴なのか。
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また懲りずにミニトマトを一から育てることにしました。
液体肥料も買ってきました。
大容量でしか売っていなかったのが悔やまれるところですが、これで一生分育てられます。
どうしてもペットボトル栽培成功させたいです。
秘訣とかあるのでしょうか。
別にミニトマトが好きなわけではないのですが。
諦めるのが悔しいので。
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さて、そろそろ飽きてきた頃かと思いますが、まだ続きます。
寄生虫のお話。
寄生虫って本当にたくさん種類がいるのですが、忘れちゃいけないのがノミの寄生。
首都圏とかだと、
「草むら行かないし〜〜」
と仰っている方がおりますが、都会でもしっかり感染いたしますので気をつけてくださいね。
○ノミとは何者
ノミは、昆虫に分類されます。
色々な種類がいますが、動物でよく見かけるのはイヌノミとネコノミ。
イヌノミもネコノミも、どちらもイヌネコどちらにもに感染いたします。
ついでにウサギにもフェレットにもハムスターにも何にでも引っ付いてしまいます。
○寄生されると何が問題か。
体に虫がついているとか…何となく気持ちが悪い
いやいや、そんなもんじゃありません。
・アレルギーを起こす
ノミは、生き物から血を吸うために寄生します。
その時にある種のアレルギー物質を注入します。
これが発狂するくらい痒くなる事があるのです。
・貧血を起こす
ノミは一匹当たり1日に約0.02mlの血液を吸うと言われています。
例えば100匹感染していた場合、毎日2mlもの血液が流れ出て行くことになります。
小さい動物であればあるほど重症化します
・他の感染症を持っている
例えば有名なのが、瓜実条虫。ウンチの中に出てくる寄生虫です。
他にも様々な感染症を媒介すると言われています。
○うちの動物にノミはいる
実際、ノミを探そうとして毛をかき分けても見つけるのが難しいことがあります。
探すとものすごい勢いで隠れますので。
そんな時はノミのウンチを探しましょう。
黒っぽいカスみたいなものが落ちていたら、それを湿らせたティッシュの上に乗せると…赤くにじみます。
それがノミのウンチです。
○駆虫は簡単
病院などで処方してもらえます。
動物種にもよりますが、今では様々なタイプが有りますので使いやすいものを選びましょう。
背中に垂らすだけのスポットタイプ、錠剤、おやつタイプ、一回で3ヶ月効くタイプなど。
お薬は、年齢や体重、性格、持病など様々なことを考慮して選ぶ必要があるので注意してくださいね
○忘れちゃいけなのが、家の中の駆虫
動物にいるということは、自宅の中にもたくさんいるということ。
動物さんだけ駆虫してもお薬が切れたらすぐに再感染します。
ホームセンターなどでノミの駆除薬とか使ってくださいね。
○ノミは見つけても潰さない
万が一メスのノミだった場合、卵が撒き散らされます。
その結果、さらにノミが増えることにもなるので、コロコロやガムテープで捕まえましょう
何だか、ノミの雑学集みたいになってしまいました
皆さんが対策している方法はどうでしょう
正しい方法でできていますか
参考になれば幸いです。
では、また。
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“明日から使える()生き物の不思議クイズ”
Q;サイの角は何が変形したもの
A:骨 B:肉 C:皮膚
A;
ヒトで言えば、爪は皮膚が、歯は骨が変形したものと言われています。
また、角と言えばシカや牛ですよね。
シカや牛の角は、カルシウムが含まれているので骨が変化したものと言えるでしょう。
(表面は皮膚が変化したのも何ですが…細かいことは置いておきます。)
サイの角はケラチンと言う、皮膚や爪に含まれるものからできています。
漢方によく用いられますが…こう考えると私の爪を飲んでいるのと同じ事なんだと思うわけです。
話がそれました。余計なことほど言いたくなります。
と言うわけで、答えはCの皮膚でした。
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余談、
今週は「ノミ」のお話でした
この回にて寄生虫のお話は一先ず終わりです!
次回はまた別の病気についてです
お楽しみに!!
私の寄生虫の思い出といえば…
幼少期、ブータンという国に住んでいた頃、
最多で犬を15頭飼っていた時のこと。
外飼いなのに駆虫薬をしておらず、
ダニやらノミやら(きっと他にも色々な寄生虫)を
付けた犬達ともみくしゃになりながら遊んでいました。
そんなある日、母に耳におっきいホクロがあると指摘され、見てみると…
それはホクロではなく、大きく膨れ上がったマダニでした
今思い返しても、鳥肌が立つ思い出です
私についていたのは一匹だったので大丈夫だったのかなと思うのですが、
小さいお子様やわんちゃんねこちゃんは
血を吸われすぎて貧血で重症になってしまうこともあるので、しっかり予防をすることをお勧めします!
それに、体にマダニが吸い付いているのはかなり衝撃的な光景なので、お勧めできません
今週はここまで!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
また、来週もお楽しみに