絶賛、鼻声診察中の獣医師youです。
熱はないのでいつもの花粉症です。
登場人物紹介◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
;筆者です。いつもは小動物の診察をやっています。
先日の誕生日プレゼントは、おたまちゃんの顔写真入りパンツ。
文章にするとわけわからないですね。
ちなみに20個くらい顔が入ってます。
;動物看護師長。おたママ(おたまのママ)。たま奥(たまに私、youの奥様)
近頃ニキビが悩みの種。
吹き出物と言うと怒られます。
;食欲モンスターおたま。もうすぐ2歳になります。
食べ物を前にすると大抵の言うことは聞いてくれる。
…ちょろい。
;二匹の猫。つみれ(つみさん)・うなぎ(うなさん)と呼ばれます。
つみさんは嫌いなご飯を一粒ずつお皿から取り出して食べる。
嫌いなご飯アピールなのか。
ちなみに、好きなご飯はがっつきすぎて吐きます。
;名前は「ウニ子」です。
コオロギコオロギコォォォォォオロギィィィィゴォォオ”ォォロ"ギィィィ
と言うくらいコオロギが好きです。
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さて皆様、
おかげさまで毎週このブログを書き続けて早3年。気付いたら4年目に突入しておりました。
毎週妻さんとこのイラストではあーだこーだと言い合い、もう続けていけないと思ったことも何度もありました。
最近では書いた文章に妻さんがイラストをつけ、私が確認する前にブログをアップしてしまうという見切り発車戦法で丸く収まっております。
世に出てしまったら私も「まぁいっか」となるので 笑
最後になってしまいましたが、読者の皆様いつも応援ありがとうございます。
コメントは全て読ませていただいております。
厳しい意見でも構いません。お待ちしております。
今後ともよろしくお願いいたします。
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今、世間を騒がせている新型コロナウイルス感染症
いろんな情報が出ておりますが、何が正しくて何が間違っているのか…判断に迷うことがあるかと思います。
そこで今回は予定を変更して、今出ている情報をまとめてみたいと思います。
ご存知の通り、情報は流動的なものですので今後変わっていく可能性があります
ご理解の上お読みください。
○正直なところ、何もわかっていない。
新型コロナウイルス感染症について教えてくださいと言われることがたまにありますが、むしろ教えて欲しいくらいだというのが本音。
すみません。
日本獣医師会や世界小動物獣医師会の情報には目を光らせておりますが、まだはっきりしたことは言えない状況です。
○動物にも感染するって聞いたのですが…
2020年2月26日、香港で感染した方が飼育されているワンちゃんからウイルスが検出された。
という報道が出ました。
その段階では「検出された」と言うだけのお話しでしたが、何回かにわけて検査した所、弱陽性反応が出続けたとのことでした。
つまり、ヒトからイヌへの感染は成立すると言うことになります。
ただし、どのような条件(年齢や持病の有無など)で感染するのかは明らかになっていません。
全てのワンちゃんに感染するのかどうかも不明です。
さらにその情報もまだ限定的です(非常に症例報告数が少ないです。)
また、幸いにも感染したワンちゃんに症状は出ない様子で、自然と感染は無くなるものと思われています。
(とは言っても報告数が少なすぎて今後どうなるかはわからないのですが…)
○ということは、その逆(イヌからヒトへの感染)もある
今のところ、その経路は報告されていません。
中国のように感染している人が多くいるような場所でも報告はありません。
○猫さんは外出しないのがベター
室内飼育でもたまに外出するネコさんは一定数いますよね。
できることなら、しばらく外出を控えてもらうのがいいと思われます。
どこをお散歩しているのかわからないので、どこからウイルスを持ってくるかわかりません。
お散歩コースがわかっていたとしても、他の動物(野生の動物含む)と接触があると感染の機会は増えます。
(そんな経路で感染するかどうかはわからないのですけども)
○イヌネコでもコロナウイルス感染症があると聞きました
そうですね。あります。
猫さんでは猫伝染性腹膜炎の原因として知られていますよね。
ワンちゃんでは下痢を起こす病気として6種以上の混合ワクチンで予防できたりします。
しかし今回の「新型コロナウイルス感染症」とは型が違うものです。
今あるワクチンで予防できるかどうか、それはわかりません。
○もし、飼い主さんが感染してしまったら…
日本動物病院協会(JAHA)は以下のように述べています。
・軽症でご自宅にいる場合には、ワンちゃんはご自身でお世話をしてください。
・入院が必要になってしまった場合、保健所の指示を仰いで下さい。
…なんだかとっても冷たい言い方に聞こえますが、止むを得ない理由がいくつかあるのです
・新型コロナ感染症に感染した方を受け入れられる体制が整っている動物病院が無い。
・動物に対して、新型コロナウイルスの検査を行うかどうかは保健所の判断になると思われる。
・感染していたとしても、症状が出ていなければやれる治療は無い。
つまり、せっかく動物病院にいらしていただいても検査も治療もできないのです。
もっと詳しく知りたい方はの文章をご参考ください。
(世界小動物獣医師会;WSAVA)
2020.3.7時点での情報です。情報が変わっている可能性があります。ご注意ください。
一番重要なのは飼い主さんが感染しないこと。
それで動物さんへの感染は高確率で防げると思われます。
そんなこと言っても、風邪ひきたくてひく人はあんまりいないとは思いますが…。
病院でもマスクや消毒用アルコールが手に入りにくくなっております。
困ったなぁ…
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“勝手にダルメシアンコラム”
Q;ダルメシアンは生まれたときからあの柄
A;101匹わんちゃんにも出てくるダルメシアン。
実は、生まれた時には真っ白なんです。
成長するに従って段々と柄が付いてきます。
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余談、
最初に、
投稿が大変遅れてしまい、申し訳ありません
「前々から準備をしておかないから〜」と言う獣医師youの声が耳にこだましております
こんなブログですが、
これからもよろしくお願いいたします
新型コロナウイルス🦠…
どうなる事やらですね
発症していても症状が出て検査しないとなんとも言えないですし。
味覚障害なんかも症状の一つみたいですが、花粉症の人はそもそも鼻が詰まってたりして味わからなくなりますし…
1日でも早い終息を祈るばかりです。
せめてもの対策(うがい、手洗いなど)をして
我が身と周囲の身を守りたいですね
今週はここまで!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
また来週