いつもご覧いただきありがとうございます(o´ω`o)
獣医師のyouです。
今回は、
うさぎさんについてです
皆さんは、自身の動物さんの臓器や傷口を見たいと思いますか
つい先日、こんなことがありました。
you
「今回の手術では小腸を切り取らせていただきました。ご覧になりますか」
「結構生々しいですので・・・オススメはしませんが」
お姉さん(患者さん)
「大丈夫見ます覚悟してきました」(本当にこう言ってました)
「んーーー。。。わかりました。これです。」
「あーーー・・・ガタン」
「大丈夫ですかーー大丈夫ですかーーダイジョウブデスカーー」
「・・・・・・・・・・・・」
⇨救急車呼びました。
あんまり無理しないでくださいね。
たまーーーにあることなので
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さてさて、本題に入ります。
ウサギさんを飼っていて、目ヤニが気になるという方は多いのではないでしょうか
ひょっとしたら涙嚢炎(るいのうえん)かもしれません。
○目頭のあたりにあるのが涙囊部
ここが炎症を起こすことで目が腫れて見えたり、腫れているところを押すと膿が出てきたりします。
放っておくと涙やけを起こして皮膚炎になって痒くなるので、ウサギさんがひっかくことでもっと症状が悪化していきます。
○膿のような目ヤニは色々と厄介
膿に反応して結膜炎や角膜炎を起こすこともあります。
角膜(眼の表面の透明な部分です)がやられてしまうと目が見えなくなることも…。
○ただの目ヤニ?涙嚢炎?
そうなんです、結膜炎による目ヤニと涙嚢炎による目ヤニ。
区別つけるのは難しいですよね
そんなときは目ヤニを拭った後に、涙囊部を押してみましょう。
目やにが出てきてしまったら…涙嚢炎かもしれません
○なんで炎症を起こしてしまうのでしょう⇨鼻涙管が原因のことが多い
鼻涙管とは、目と鼻を繋ぐ管のことで涙の逃げ道になっています。
鼻涙管は、臼歯の歯周病や細菌感染で炎症を起こします。この炎症が涙囊に波及してしまうことが原因の一つと言われています。
(文章だけでは伝わりにくいですね)
○もちろん、他の病気も念頭に入れておかなくてはなりません。
目ヤニ=涙嚢炎ではありません。
目ヤニが出ていることからは、他にも結膜炎・角膜炎・異物(ホコリなど)による刺激・鼻涙管閉塞などが考えられます。
何が原因なのかを突き止めることが、治すための一番の近道です。
次回は治療法について書こうと思いますが…
正直、ウサギの涙嚢炎って治りにくいんです
こまめに病院に通わなければいけなかったり。それも数ヶ月にかけて。
こまめに通える方ってそんなに多くはないのです
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“勝手に犬猫コラム”
Q;車に乗ると、必ずと言っていいほど吐いてしまうのですが
A;ワンちゃんも猫さんも車酔いをします。
私、youも車酔いが激しいです。
そんな時はご飯はかなり少なめにしたり、車から降りた後にしましょう。
ちなみに…病院では酔い止めを処方しておりますよ
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余談、
獣医師youは遊ぶのが大好き
特に謎解きやスパイゲームなのどの
頭を使う遊びが大好物
そんな獣医師you
7月頃からある謎解きを予約していました。
るんるんと、
早々とチケットも購入
すごくすごく楽しみにしていたのです
それが…
なんと…
出勤先の都合で
開催日当日に出勤せざるおえないことに…
その通達を受け
帰ってきたときの彼の顔は
あまりにも悲しそうで…
そうなんです、
獣医さんは中々思った通りにお休みがもらえないんです
診察獣医師が少ない病院も少なくないのです…
その日は少し豪華な夜ご飯を
食べに行き、機嫌を直してもらいました
今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございます
また、来週お会いしましょう