夜、9時。
(東京は夜の7時?8時??)
雨が降っている。

セブンイレブンの自動ドアの横に傘立てがあり、
2本のビニール傘。


濡れたビニール傘は明かりに白く輝いて、
滲んで見える。


いつの間にか、



白い脚が、こっちに歩いてくる。


ゆっくりと。
ふらついて。


怖くはない。
懐かしいリズム。

すこし、かたむいた歩き方。

すぐにわかったよ。

いつもの笑顔をさがしながら、僕はボブ・マーレーを口ずさんでた。

(〓俺には、まだ2本の足がある、だから行くよ…女よ、泣くな)


ジーンズは切ったことがないって、自慢してた。

倒れそうになる君をひきずるように抱きかかえて、誰に見られても平気だった。
「僕らの家に帰ろう」って。




睾丸を丸出しにした、のら犬がそばを通り、

なんだか、急に恥ずかしい気持ちになる。



ビニール傘が光ってる。
(東京の夜は不思議?)
デイブレイク夜明け。

夢から醒めても、その生々しい感覚はさっきまでそこにあったかのよう。


タイブレイク泣いていたみたい。
ラリーの手触りさえ残って、現実の世界にうまく馴染めない。
テディライリーデンジャラス
サムシングインアウェイ

あるはずのぬくもりはそこになく、
まるでヒライケンセカチュー。

「助けてください」
追いかけっこだ
チュー



彼と別れた後、
彼女は新地のホステスになった。
すこしだけ憧れていた世界。

求められるほど、自分自身の価値を確かめられような気が。
ギウ゛アンドテイク満たされない性欲。
ボノエッヂラリートムイーヨーク


1日の終わり。

昨日の夢は覚えておらず、1日の出来事だけが、

くたびれたマットレスみたいに瞼の裏に横たわってんぐる。
ガンズアンドナントカウェルカムトゥザジャングル


身につけた職業的なテクニックは、
彼女の客を増やし、すこしだけ実家から持ってきた
本来の自分を失くしたような気がするし
ナントカアンドローゼスチャイニーズデモクラシー

きっとニートの兄のことが気にかかるし。

韓国で初めて自分で靴を選ぶ、
母親が泣いてる

ホィットニーヒューストンボビーブラウンボディーガードホィットニーヒューストン



デイブレイク。
(天国まで一直線)


ふたり乗り自転車、どこまでも行った夏休み。
(築港まで四時間)


よく見えないと彼の背中を叩いて、
花火の真下を目指した。
(北野田まで一時間)


ほこりまみれのフェスティバル、B.E.Pの曲にあわせスキップ。
汗に濡れたティーシャツが渇き、また汗に濡れた。
(中百舌鳥まで三時間)


エムシーハマーチャィニーズタイプライター
ボディーガードケビンコストナー


Me too?
U2




空は低く、影はどこまでも長い。




思い出は遠く、
夢から醒めて、



季節が、今日、
かわる。


夏のことは覚えてない。




赤とんぼの団地の畑で、トマトを盗んだんだ。





あたたかくて、



血の味がしたよ。
宣伝による、いわゆる「謎解き」は実は主人公が狂っていたのだ、ということではもちろんない。

重要なことは、見方によってどちらにもとらえることができる、ということである。

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正気と狂気、光と闇、善と悪。
現実と虚構。

そのためにこの奇妙で緻密な物語が用意されている。
そのような二元論的な舞台(我々が生きるこの世界そのもの)において、ラストの主人公のセリフが表現するものは、人間は生きるために罪を犯すのであり、罪を犯しながらしか生きることはできないということである。
そして「ゴースト」は現実社会において、真実から目を塞がれ口を封じられた我々を象徴しているのかもしれない。