こんにちは😃鹿児島県薩摩川内市にあるマンツーマン美容室グルックヘアーの勘場です!

今日も一緒に学んでいきましょう!


さて、髪が抜ける原因はさまざまですが、

実はその多くが “体の中で起きている変化(=内的要因)” によるものです。


外側からのケアも大切ですが、

内側のコンディションが乱れると、髪はどれだけ良いケアをしても元気に育つことができません。


今回は、抜け毛を引き起こす「内的要因」を

シンプルに3つに分けてわかりやすく解説します。



 ホルモンバランスの変化

髪の成長にはホルモンが大きく関わっています。


● 男性の場合

男性ホルモンの一種である テストステロン が

体質によって DHT(ジヒドロテストステロン) に変換されやすいと、毛根の成長を弱らせ、抜け毛が進行します。

いわゆる AGA(男性型脱毛症) です。

特に

生え際が後退する

つむじが広がる

という変化が特徴。


● 女性の場合

女性ホルモンの エストロゲン は髪の成長をサポートする働きがあります。

しかし

産後

更年期

加齢や疲労

などでエストロゲンが低下すると、髪が細くなりやすく、抜け毛も増えます。

女性は「部分的に薄くなる」というより、

全体のボリュームが落ちていく“びまん性”の薄毛 が特徴です。



 生活習慣の乱れ(栄養・睡眠・ストレス)

髪の毛は、血液から栄養をもらって作られています。

そのため、生活習慣が乱れると抜け毛が増えやすくなります。


● 栄養不足

髪はタンパク質から作られるため、

偏った食事や無理なダイエットは髪を細くし、成長を止めてしまいます。

特に女性に多いのが

鉄不足

亜鉛不足

これらは抜け毛の大きな原因です。


● 睡眠不足

髪の成長や修復は、睡眠中に分泌される 成長ホルモン が担っています。

睡眠が浅かったり短かったりすると、髪が十分に育てません。


● ストレス

強いストレスは血流を悪くし、毛根へ栄養が届きにくくなります。

また、自律神経が乱れることで髪の成長サイクルが狂い、一気に抜け毛が増える“休止期脱毛” が起こることも。

生活習慣は、髪を育てる「土台」に関わる重要な要因です。



 加齢による毛根の衰え

年齢とともに、髪を作る細胞(毛母細胞)の働きが弱くなります。


その結果

伸びるスピードが遅くなる

髪が細くなる

本数が減る

などの変化が起こります。

40代以降から

「今までよりボリュームが出にくくなった…」と感じるのは、この加齢変化が大きな理由です。



まとめ|内側のケアが髪のコンディションを決める

抜け毛の内的要因は大きく3つ。

1. ホルモンバランスの変化

2. 生活習慣の乱れ

3. 加齢による毛根の衰え


髪は、体の状態を映し出す“健康のバロメーター”のような存在です。

外側のケアだけでは限界があるので、

生活習慣やホルモンバランスの変化も意識しながらケアすることが大切です。


次回はこれらの内的要因に対して、

「美容室でできるケア」「自宅でできるケア」についても詳しくまとめていきます。


ホルモン由来の抜け毛に効果的なのは、この3つ。1. 血流を良くすること(マッサージ・運動・睡眠)

2. 栄養不足を防ぐこと(特に鉄・亜鉛・タンパク質)

3. ストレスと自律神経のケア(スパ・深い睡眠)


ホルモンはコントロールできませんが、整いやすい体の状態”を作ることは誰にでもできます。"

これが抜け毛予防のいちばんの近道です。