62話 関心が・・・ | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

僕は先生に自分のクラスを教えられてそのクラスに


先生とともにそのクラスに向かう。


そして、教えられたクラスはやはり・・・。


僕は、バカみたいな運命に苦笑する。


当たり前のように僕が入るクラスは三組。


夏帆がいて、楓がいて、夏帆の彼氏の隼人がいるクラス。


先生が三組のドアを開けて、中に入っていく。


僕もそれに続いて入っていく。


すると、クラス中から小さな歓声が聞こえた。


そりゃそうか。


転校生が来たんだし・・・。


僕はクラスの皆を見渡す。


楓と目が合う。


すると彼女はウインクをしてきた。


僕は思わず赤面する。


そして・・・夏帆と目があった。


え・・・?


夏帆の表情を見て、僕は絶句する。


夏帆の表情は無表情。


まるで僕に関心がないよう・・・。


昔・・・あれだけのことがあったのに?


恋人だったのに?


なにかしらの表情の変化はあると思ってた。


というより願ってた。


なのに・・・君は。


あの後も・・・君を考えてたのは僕だけ・・・?


君は隼人という恋人ができて・・・僕のことを


「いない」存在にした?


なかったことにした?


あはは・・・。


僕は一通り自己紹介した後、先生に言われた席に投げやりに座る。


その席は楓の横だった。


けど、今はそんなの関係ない。


二つ前の席の夏帆に対するいろんな思いで・・・。