白内障の手術を控えているけれど、怖くてなかなか踏み出せない… そんな方の気持ちに、心から寄り添いたくてこの記事を書いています。
実は私もそうでした。
予約したのは1年前。それほど待たないと受けられない人気の眼科なのに、いざ手術日が近づくと不安でいっぱいでした。
■ 手術前に受けた検査のこと
白内障の手術は「本当に今の状態だと手術が適切なのか」「他の病気は隠れていないのか」をしっかり確認してくれるので、検査がとても丁寧です。
- 視力・屈折検査
- 眼圧検査
- 細隙灯で水晶体の濁りをチェック
- 眼底検査・OCT(網膜や視神経の確認)
- 角膜内皮細胞検査
- 角膜曲率半径・眼軸長の測定
- 採血・血圧・心電図
検査の数が多くて驚きましたが、逆に「ここまで見てくれるなら安心だな」と途中から感じるようになりました。
■ 手術当日のこと
朝7時集合。全部で15名が順番に手術を受けるため、自分の順番は当日に知らされます。
ベッドに案内され、清潔なパジャマに着替え、入院着を重ねて点滴をしながらしばらく待機。 この待ち時間が一番そわそわしましたが、麻酔の目薬が数回点眼されたことで「もう後はお任せするだけだ」と気持ちが少し落ち着きました。
■ 手術中に感じたこと(正直な気持ち)
手術台に横になると、左腕に点滴、右腕に血圧計、胸には心電図。 その後、目の周りと目の中をしっかり消毒されます。
麻酔が効いているので痛くはありません。ただ、 「そんなにグリグリして大丈夫?」 と思うくらいの動きはあります。でもそれも一瞬。
手術が始まると、眩しいライトを見つめるように言われます。 目を動かさないようにするための合図ですが、言われた通りにしていれば特別難しいことはありません。
▼ 手術の流れ(本当にあっという間です)
- 角膜に小さく切開
- 濁った水晶体を超音波で砕いて吸引
- 袋の中に眼内レンズを挿入
- 抗菌の点眼で終了
私の場合は15分ほどで終わりました。 「もう終わり?」というのが正直な感想です。
■ 手術後の生活
手術後は点滴を受けながらベッドで安静にします。 病院を出たのは14:30頃。
1週間は眼帯を外せませんし、入浴・洗髪もできません。
翌日に検査があり、そこから毎日5回の点眼生活が始まります。
1週間は眼帯生活ですが、病院の方針によって違うようです。
■ 視力が戻った時の感動
手術後3日目の視力検査で、視力はなんと「1.2」。 思わず「そんなによく見えるの?」と驚きました。
そしてもっと驚いたのは“黒の黒さ”。 白内障が進んでいると、黒がグレーがかって見えていたんですね。 初めてくっきりした黒を見た時「こんな風に見える世界だったんだ」と感動しました。
■ 怖がっているあなたへ
白内障手術について調べれば調べるほど不安になるのは、とてもよく分かります。 私もそうでした。
でも実際に受けて思ったのは、
「怖かったのは、受ける前だけ」
ということ。
手術は本当に短時間で終わりますし、痛みもほとんどありません。 何より、終わったあとの“見える世界”は想像以上に明るくてくっきりしています。
もし同じように不安で立ち止まっている方がいたら、この体験が少しでも背中を押すきっかけになりますように。