帰宅する時間は放送終了後になるため、録画してあったものを今朝、観ました。
3年前の法改正によりペットショップ等で『余った命』を動物愛護センターは引き取り拒否できる事で殺処分を減らす法律。
それでも『余った命』はあるわけで、それを有料で引き取る業者が増え、狭いケージの中、糞尿の処理もしてもらえず、栄養も足りず衰弱していく命。
じゃあ、引き取り業者だけを取り締まれば良いのか、となると、そういうわけでもなく。
日本のペットの流通方法を変えなければ、この負の連鎖は止まりません。
スイスではブリーダーから直接飼う。飼い主側には免許が必要。違反したら罰則もある。春香クリスティーンさんは、日本に来てペットショップの多さ、店頭で販売されている実態に驚いたと仰ってました。きっとヨーロッパ等のペットに対する意識の高い国の方達から見ると、日本のペット流通方法は異様な光景なんでしょう。
愛玩動物・・・玩具の字を使う日本
コンパニオンアニマル・・・伴侶動物の意味のヨーロッパ
今回、クローズアップ現代、観ることを初め戸惑いました。現実を直視することに不安を感じていたからです。
観て、知って、考えて。胸が苦しくなるけど、日本が変わるには観なきゃいけない現実です。未だにモノ扱いの日本の法律。そこから変わらなくちゃいけないと思います。