2009年、テレビは元気か?その2
さて、1月もそろそろ終わりに近づいておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?2009年のTVの話ですが・・・・今年から始まった連続ドラマについてちょっと一言。
結論から申せば、面白かった、楽しみなドラマは、山田太一脚本の『ありふれた奇跡』(フジテレビ系)と、『天地人』(NHK総合)だけだったかな?と・・・・・・・思うのですが、あまりに極論ですかね。
まず、『天地人』(NHK)は、昨年、平均視聴率24.5%を 記録した『篤姫』の後を受け、順調な滑り出しでした。(初回で妻夫木君の子供時代をやった子役くんの演技にノックアウトされ、見てます。)主演「直江兼続」を務める妻夫木聡は、映画主演作の公開も相次いでおり、人気、実力ともに申し分なし。北村一輝扮する主君の上杉景勝との関係も今後が期待されます。もう一つ、妹から姉に役柄が変わってしまった、長澤まさみとの「からみ」も期待大です。(マイナーな主人公だけにどうなるのか?心配です。)
そしてイケメン俳優とフレッシュ女優陣の登場が控えておりますのでこれも話題になるのかな・・・・ちなみに配役を見てみると、石田三成役に小栗旬、上杉景虎役に玉山鉄二、真田幸村役に城田優と、いわゆるイケメン俳優がズラリ。おバカキャラの上地雄輔も小早川秀秋役で出演します。女性ファンを取り込みたいというNHKの強い意気込みの伝わるキャスティングだといえます。女優陣も、淀役の深田恭子に加え、長澤まさみ、相武紗季、比嘉愛未といったフレッシ ュな顔ぶれがそろっている。これからも益々目が離せない、『天地人』ですね。
次は、倉本聰が山田太一にバトンを渡したフジテレビ系木曜日10時枠。 しっかりとした大人向けのドラマ『ありふれた奇跡』です。脚本は『岸辺のアルバム』などで知 られる山田太一。民放の連ドラを手がけるのは『ふぞろいの林檎たちIV』以来、実に11年 ぶりのこと。偶然出会って引かれ合っていく若い男女と、それぞれに心の傷を抱えた人々 の交流を描くヒューマンラブストーリーで、仲間由紀恵、加瀬亮、風間杜夫、戸田恵子、 松重豊、陣内孝則、岸辺一徳、八千草薫らが出演。ドラマ初出演の加瀬亮がナイーブな好青年を演じています。やはりTV出演慣れしていない役者さんが(人気があるかは別として)出演していると、何か新鮮な感じがTV画面から伝わってきますね。日本の役者さんはTVに出すぎの感があります。せめてTV出演は1年に1本くらいにして欲しいと。
さて、ドラマの中身なのですが、主演の2人が恋人関係になっていく過程を(現代には合わないスローなテンポで?)淡々と描いております。それというのも脇を固める出演者たちの達者な演技があってのことなのですが。(・・・今回分かったのですが、主演の2人の父親役、岸辺一徳、風間杜夫が同じ趣味の人だったという設定で、それも女装趣味の親父だったという?)・・・とか、不倫とか、老人問題とか、時代を反映した内容盛りだくさんで、このドラマは進んでいきます。さすが山田太一。とういドラマを期待しております。
残りの主な新番組 『ヴォイス 命なき者の声』、『愛しあってるかい!』、『トライアングル』、『本日も晴れ。異常なし』、『キイナ~不可能犯罪捜査官~』、『銭ゲバ』、『必殺仕事人2009』、『神の雫』、『メイちゃんの執事』etc・・・・ですが、どれもピンと来るものが無く、私のTV離れは以外に進んでおりました。年齢的な問題もありますが・・・(まったく見ていない番組もありますが・・・)おまけ、野島伸司 の話題作『愛しあってるかい!』も2回目以降は見なくていい状態だし、『銭ゲバ』を現代に蘇らせた日本テレビ?センスを疑ってしまいます。もう一つ、藤田まこと、菅井きんといった懐かしい顔が登場した『必殺仕事人2009』 は、仕掛け人 3人とも若すぎ。もう少し中堅の渋めの役者さんをキャスティングしてよ!(だからTV朝日はだめなんだよ)もうひとつタイトルが全然駄目!センスがまったく無いよね~!「必殺仕事人2009」って、どうなのよ?
なぜか?ゴールデンタイムの番組より、深夜帯の番組にこそ、これからのTV業界のヒントがありそうですね。
PS・TV新番組については、別ブログで書いたものがありますのでそちらをご覧下さい。


