二つ前の投稿のCase-2(一速全開高度3370m、二速全開高度6550mを誉12型に適用)のラム圧加算率を60%に落としてCase-5とします。



 誉12型の一速全開高度は2895m、二速全開高度は6200mになりました。これを基準にして他のエンジンの全開高度を計算すると下のようになります。金星エンジンと栄エンジンも追加しました。



Case-5

 誉12型に全開高度2895m/6200mを適用。ラム圧加算率は60%。





 全開高度と馬力は吸気圧と過給器のインペラ先端速度から類推したものなので、基準となるエンジンの全開高度によって変わります。また、過給器の効率(インペラ先端速度と過給圧の比)の差によっても変わるかも知れません。




 Case-2にも金星エンジンと栄エンジンを追加しました。Case-5との違いはラム圧加算率(90%)です。



Case-2

 誉12型に全開高度2650m/6020mを適用。ラム圧加算率は90%。





 まとめ。