「ヨタロウ会の風景」
(写真撮影は服部英樹さん)
12月27日午後6時半から、神田の居酒屋「樽平」で、小中陽太郎さんを囲む「ヨタロウ会」が開催された。今回は小中さんが上梓した「市民たちの青春 小田実と歩いた世界」(講談社)のミニ出版記念会も兼ねていた。
35名もの参加者。かなり大掛かりで賑々しい会になった。
「ヨタロウ会」の会長の元ポプラ社の名編集長・堀 佶(ただし)さん、平原社の社長のベン(渡辺勉)さん、小中さんの高校時代からのお友達の服部英樹さん、そのご子息の章君、元光文社編集長・浅井清宏さん、その奥様の弥生さん。弥生さんは健康食品会社のオーナーさんだ。アジア・アフリカ作家会議時代からのお友達の相原なおみちゃん、みや通信の坊野秀美さん、旅行作家で「停年オヤジの海外武者修行」の話題本を出版された近藤節夫さん、創森社社長の相場さんなどなど。
会員以外では『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)で250万部以上の大ベストセラーを生んだ作家の樋口裕一さん、知研代表の八木哲郎さん、同じく事務局長の秋田英澪子さん、多摩大学教授の久恒啓一さん、日本ペンクラブ事務局長の井出勉さん、目黒区議で元芸能評論家の須藤甚一郎さん、演劇・映画ライターの木俣冬さん、学習院女子大教授で経済評論家の片山修さん、作家・登山家でいらしゃる穂高健一さん
などなど。
司会はいつものように、適当でいい加減な幹事の私が務めた。33名ということで、それぞれの方のスピーチは手短になってしまったけれど、マスコミ業界で活躍する方たちのお話は新鮮だった。
もちろん、主役は小中陽太郎さん。上梓された「市民たちの青春 小田実と歩いた世界」(講談社)の出版エピソードや出席者の方たちとの交流のエピソードなどを、面白おかしくお話になった。
奥様のはるみさんは気配りの女性で、会の裏方の私の気持ちを一番に理解してくれる。幹事や司会は慣れっこになっているものの、はるみさんのねぎらいの言葉に、私は俄然やる気が出るのだ。
お席が隣同士になった方たちは初対面でも、酒宴が佳境になると、もう旧知の友のようにフレンドリーになれるのも、この会の醍醐味だ。
小中陽太郎さんは、「人と人との出会いを作ってくれる天才だ」と思った。
「ヨタロウ会会報」の編集が滞っているので、これからは私のブログで、「ヨタロウ会」の報告をし、形として残しておくつもりである。