乃木坂46オタクのアイドル(主に乃木坂46)の観察日記

乃木坂46オタクのアイドル(主に乃木坂46)の観察日記

暇つぶしにネット等で見た内容の感想を独断と偏見で書いてます。

私は熱狂的ではないけど、80年アイドル(松田聖子・中森明菜・菊池桃子)~モーニング娘の初期~AKBそして乃木坂まで見聞きしてきたなかで、乃木坂に対して今までとは違うものを感じて興味を持ち二年ほどなります。



そして、去年(2017年)音楽関係では恐らく頂点であろうレコード大賞を受賞して、だれもが認めるトップアイドルになったのをきっかけにますます興味がわいてきました。



それは、ファンと言いうよりかねてから抱いてきた他とは違う何かに興味を持ち、 乃木坂が出ているネット動画やテレビを暇つぶし程度に見ていて、どうやら引きずり込まれたようです。



まーどうせ暇つぶすをするなら、だらだらと見るよりも観察をしてまとめたほうが、より楽しいのではないかと思いこの観察日記を書くことにしました。
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以前は「面白くもないし飽きられているのにこのタレントはなんでいつまでも出ているのか」とか画面を見ながら文句を言っていました。最近はテレビが娯楽に占める割合は減ってきてので、ウザいタレントが出ている番組は見なくなったので無関心になりましたが、それでも好きなタレントがMCをしている番組は見ているので目につきます。 

 

このことは前から気になっていたので考えてみました。 

 

テレビの歴史からしたら、ここ最近10年程度のテレビを取り巻く環境の急激な変化はそれ以前とは比べ物にならないと思います。 

 

何十年もパソコンを使っていた私としてもここ10年間のインターネット関連技術の急激な発展にはついて行くのが大変でした。 

 

インターネット(YouTubeや動画配信サイトでストレスなく動画が見られるようになったのはスマホの普及したからでしょ)でストレスなく高画質で本格的に動画見られるようになったのはここ数年で、これに伴いテレビや雑誌等のメディアでの広告料よりもネット関連の広告料のほうが金額的に比率が上回っていてネット関連の比率は今後ますます増えていくでしょうから、バラエティーにかける予算はどんどん減っていることでしょう。 (以前はタレントが行っていたアシスタントも局アナに置き換わっていますね)

 

また、若者を中心にテレビが娯楽に占める割合が減っていて、テレビのヘビーユーザーは中高年に固定化されていてので番組の内容や出演しているタレントによって視聴率が大きく左右されることがなくなったのでしょう。

 

それなら人気が低いタレントのほうがギャラが安いから数合わせに使うには都合が良く、がや芸人のようにひな壇に座っているけど一時間番組でもしゃべることなく終わっていたり、番組制作のスタッフの悪ふざけで以前は流行ったギャグやキャラクターをやらされているのを見ると哀れに見えてしまうのは私だけでしょうか? 

 

また、若者を中心に不満のはけ口がSNSを中心にしたインターネットになったので、テレビに出ている芸能人の苦情がテレビ局に言うことは減ったのでしょうし、私のように無関心になり無視する視聴者が増えたことでしょう。 

 

制作としては、苦情が多数寄せられたものを放置すればネットであっという間に拡散して収集ができなくなるけど、苦情がなければある程度は責任逃れができることでしょう。 

 

個人的な思いとしては、基本的には好きなので「ちょっとここ直してほしい」とか「直すともっと面白くなるのにな」と言う思いがあれば文句を言うけど、本気で嫌いな人はひたすら無視する出演してても眼中に入らなくなるので、昔から言われている「人は言われているときが花、言われなくなったら終わり」この言葉に気が付かないから消えていくのでしょうね。 

 

まーこれは芸能人に限ったことではなく社会人全体にいえることですが。 

 

もしかしたら、このことに気が付いているかもしれない番組が「マツコ・有吉のかりそめ天国」です。 

 

この番組はスタジオはマツコと有吉弘行でアシスタントに局アナの久保田直子アナウンサーの3人で後はロケのVTRを流して二人が茶々をいれる内容でゲスト等賑やかしの芸能人はいません。 

 

「マツコ」と「有吉弘行」と言う強烈な二人だから成立しているのか、二人のギャラが高いから予算の関係で他の芸能人を使えないのか内情はわかりませんが、バラエティー番組として成立しているしむしろすっきりしていて見やすく面白いです。 

 

最近気が付いたのですが、テレビ離れが進んでいるのを象徴しているのが、ある程度人気があり名前を出せばアクセス数が稼げるであろうタレントのテレビ番組での発言がネット記事になっています。 

 

テレビを見ていれば表題を見ると内容がわかるから記事を読まないけど、見てない人がたくさんいてある程度のプレビュー数が確保できるから定期的にネット記事になっているのでしょうね。

先日、突然無期限活動休止を発表したアーティストの西野カナですが、発表後のファンや芸能・音楽関係者の反応は冷たかったそうです。 

 

西野カナは恋愛ソングのカリスマとか呼ばれて若い女性を中心に人気があったのですが、それは必ずしも本人がやりたかった音楽ではなかったようです。でも、売れるために周りから求められることをしなくてはならないそのジレンマがあったようです。 

 

AKB48の営業戦略(ゴリゴリのロリータ系オタクをターゲットにたアイドル)が成功した影響でしょうか?ファンのターゲットを狭く深くした結果、10代後半や20代の恋愛に悩んだりする女性の心情をストレートに表現(代行)する楽曲がうけて一気にメジャーになったようです。 

 

しかし、一方では「恋愛の闇が深い女は西野カナを聞きがち」とか揶揄されたり、代表曲の「とりせつ」等は女性からすれば彼氏にこれを聞いて女心を勉強しなさいとか言われていましたが、男からしたら「ただのわがままな痛い女」と捉えられたりしていたので、その人気の不安定さは否定できないでしょう。 

 

AKB48の人気を支えているのもキャバクラで言う「太客」で少ない常連にたくさんのお金を使ってもらえるようにする手法でしょう。 

 

嘘か本当か分からいけどNGT48の事件もこの太客が絡んでいたので運営も強く規制ができなかったと噂されています。(客商売のお店の店長や店員がクレーマーたちに毅然とした態度が取れないのが現状なのでまったくの嘘とは言い切れないですね) 

 

このような狭く深いファンたちはハマれば土台を支えてくれるから心強いけど、思い入れが強いだけにちょっとしたきっかけでアンチになればとても恐ろしい存在で土台から崩壊されかねないので、そのことを恐れれば変えたくても変えられないことはたくさんあるでしょう(モンスターたちを納得させる理由がなければ選抜総選挙とかいつまでそんなことをやってんだと批判されてもやめられないでしょうね) 

 

西野カナさんが無期限休業を決めたのもこの狭い範囲のファン層が一要因と思います。 

 

日本人特有の男は何歳になっても少年の心を持ち続けているとかかっこいいこといってますが、しょせんは大人になり切れないマザコンでロリコンと言う遺伝子ですが、一方女性は20歳・25歳・30歳と節目ごとに大人になっていくので、例えばその恋愛観やより現実を見つめたときた20歳ごろから西野かなさんのファンだった人でもその当時好きだった楽曲をコンサートや繰り返し聞きたいかというとそれは?でしょうし、先ほどのように周りから痛い女扱いされかねかいですよね。 

 

そのことは誰よりも30歳になる西野カナ自身が楽曲の方向性を変えなければファンがついてこないことは一番わかっていたでしょうが、初心で自分がやりたかった音楽が受け入れられるのか分からないから一度リセットするために活動停止したのでしょうね。 

 

グループだとお互いの方向性の違いから休業することは珍しくなく、個人で活動したけど自分の居場所はグループだと悟るとまた再開したりしますね。 

 

最近ではいきものががりが良い例でしょうか、「放牧」と称して一度自由に野山を駆け回って冬になって牛舎に集結するような意味で活動再開を「集牧」と言っています。 

 

西野カナは休業の理由の一つとして30代の一人の女性としていろいろなことをしたいと言っています。 

 

これについては、突然の休業宣言なので、単なるわがままと捉える人が多くて冷ややかな反応になり活動を再開してもファンだった人が暖かく迎え入れてくれるとは思えませんね。 

 

一人の女性にとって30歳という区切りは特別な意味があるのでしょう、安室奈美恵さんも引退を意識したのが30歳だったようで、引退直前のインタービューで「とても不自由だったと言っていました」「同年齢の女性がおしゃれしてショッピングしたり美味しいご飯を食べたに行ったり普通にできることが何もできなかった」安室奈美恵さんが引退を考えた大きな理由の一つだと思います。 

 

それを思うと西野カナの心情は理解できるのですが、本人も望んでいたでしょうが、人気と多くのファンを獲得した以上一人の女性と同時に商品の「西野カナ」でもあるという自覚がないのはプロとしてどうなのか?ということですよね。 

 

何よりもファンを大切にしていた安室奈美恵さんは引退を決めてから10年かけて丁寧に引退までのプロセスを実行したので、最後までファンが暖かく見守り応援したのでしょうし永遠のファンでいることでしょう。 

 

ごく最近の出来事に良い見本があるのに今回の西野カナの今回の行動は残念と言わざるを得ませんね。 

 NGT48の事件が毎日取り上げられていますが、一部のファンや芸能関係者だけが盛り上がっていて、大半の人はネット住民やオタクたちが盛り上がっているだけで関係ないと冷ややかな目で見ていることでしょう。 

 

あるいは、一般企業地や政府などで年中行事のように起きているので「またか」といったところでしょうか? 

 

これは日本人の長所でもあり短所でもある、昔から脈々と受け継がれてきた相互扶助の精神からくるものですが、都会部を中心に昨今の殺伐とした人間関係の環境には合わなくなってきていますね。(助け合いの精神では責任の所在を明確にするようなアメリカのような契約社会の慣習はなじまないですよね) 

 

十代や二十代前半のファンが多くその影響力が大きいアイドルグループ関連の不祥事を一部の人たちの問題と流してしまってほんとによいのでしょうか?もしかしたらそのような風潮が学校でのいじめ等の不祥事の隠蔽体質が改善されない元凶ではないでしょう。 

 

競争が悪いとは思わないけど、スポーツ等のように頑張った結果や数字で勝敗が客観的に分かるものならよいけど、アイドルのファン投票とかだと、必ずしも個々の魅力だけではない他力的な要素(たまたま誰かの目に留まったとか、お金持ちのロリコンファンが多いとか、嘘か本当か分からないけど枕営業とか)のほうが多いので1割の実力と9割の運でしょうね(ちょっと極端かな?) 

 

なので、結果を素直に受け入れないメンバーが出てきてメンバー間の不況和音が大きくなりそれが、普段の態度にまで出て今回のNGT48のような事件が起きるといろいろな憶測を呼び事態を悪化させるというデメリットのほうが多きくなります。 

 

AKB48の過度な競争のデメリットに気が付いたのでしょう坂道グループはメンバー間で競争しないように作り上げていった結果上手くいっていますね(今のところ)。

 

欅坂なんて選抜とアンダーという境まで取っ払って、「欅坂46」と通称ひらがな欅という「けやき坂46」の2グループで活動しています(競争がなければメンバーの向上心が失われて面白くなくなると言う方もいますが、以前記事に書いたようにグループの中で自分がしたいことではなくできることを見つけるように導けば、自分のためにもグループを盛り上げるために頑張るようになります、その見本が乃木坂46だと思います。このことについてはまとめている最中なので後日書きます) 

 

もう一つは、結果を自分の実力と勘違いしたメンバーが他のメンバーを見下したりする態度が目立つようになれば、引きずり降ろしたくなる心情は理解できます。

 

もちろん暴走すれば違法ではなくても人として責められるのは当然なので、競争させるのなら心理カウンセラー等専門家と契約してしっかりケアーすることが責任を果たすことだと思います。 

 

そもそも、AKB48グループが選抜総選挙等で競争をあおるような企画を作ったきっかけが、選抜メンバーやポジションを巡って誰をセンターにしても他の推しメンファンから苦情が殺到したので、それを決めていた人(誰が決めていたかは言わなくてもわかるでしょう)がだったらファンが決めなさいと責任放棄したのが始まりでそれから責任放棄の体質が染みついたのでしょう、グループの実権を握っている最高責任者が責任放棄すればほかの人は誰も責任取ろうとはしないでしすよね。 

 

こんな環境で子供たちがルール違反しても怒れないし、ペナルティーを与えても納得できないですよね。 

 

ファンの声として主にラジオやニコ生等でファンの便りが紹介されてますが、受験や人間関係等つらいときなど心の支えになったり、コンサートに行ったりして引きこもりから抜け出せたとかいう人はたくさんいるようです。 

 

80年代大人たちが金儲けの道具としか見てなくて、絶滅危惧種にまでなった女性アイドルや女性アイドルグループが奇跡的に復活してきたし、このようなアイドル文化は日本独特だと思いますので、一部の人たちの問題と捉えずに大人が大人の責任を明確にしてきちんとすることが必要だと認識することが大切ではないでしょうか?