今回は今季途中からローガン・サージェントに代わりウィリアムズのレギュラードライバーへと昇格したフランコ・コラピントの現在の評価と来季以降について考えていきたいと思います。

 

コラピントはサンパウロGP終了時点で5ポイントを獲得し、これは2022年以降にアレクサンダー・アルボンの相方を務めたサージェントとニコラス・ラティフィを超えるポイント数であります。

 

またコラピントは怖気ないドライビングをし、新人とは思えない程自分のドライビングに対して自信を持っており、クラッシュした後の走行でもコーナーリングスピードは落ちることない走りをします。

 

その為ウィリアムズのチーム代表であるジェームス・ボウルズからは勿論、グリッド上の他のドライバーや多くのF1関係者から評価されています。

 

しかし現在のところ来季以降のシートは未定であり、ウィリアムズは既に来季のアレクサンダー・アルボンとカルロス・サインツの起用を発表しております。

 

その為現在来季のシートを獲得できる可能性の残るシートは契約がなされていないのはRBのみです。

そのためにはウィリアムズからレンタル、もしくは買い取る必要がありますがウィリアムズの代表であるジェームス・ボウルズはコラピントが来季のシートを得られるならばそれで良いという考えを示しています。

 

 

現状残るはRBの一つのシートとなりますが、実質レッドブル陣営のシート状況はマックス・フェルスタッペンを除き来季何処から出走するか決まってないと言える状況です。

レッドブルから今季は出走しているセルジオ・ペレスは極度の不振に陥り、今期終了後の解雇の可能性があります。

 

そんな中レッドブルのポスト、ペレスの争いにコラピントが参戦する可能性が現在出てきました。

 

その噂の原因となっているのはサンパウロGP中のウィリアムズのモーターホームにレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーが登場したことです。

 

過去にはウィリアムズからスポット参戦をしたニック・デ・フリースを獲得した経歴があることからその可能性は非常にありそうです。

 

しかしまた噂があるもう一つの説はカルロス・サインツのレッドブル復帰です。

 

サインツはF1にトロロッソからデビューしており、元々はレッドブルジュニアドライバーです。

そのサインツが何故来季ウィリアムズから起用されるのにレッドブルへ移籍の可能性があるかと言われるとウィリアムズの契約時には上位チームからのオファーがあれば契約を破棄できる条項があると噂されている。

 

ではレッドブルにとってはセルジオ・ペレスを解雇した際にウィリアムズからドライバーを得るとするなら誰が一番良い選択肢となるだろうか。

 

コラピントの場合はペレスと同様の地域で非常に人気があり、特にアメリカ大陸3連戦はどのグランプリでも数多くのアルゼンチン国旗が見掛けられた。

その為ペレスを解雇した際に離れる可能性のあるメキシコなどのスポンサーを手放さずに済む可能性がある。

しかしコラピントが上位チームに乗りレッドブルを満足するだけの走りができるかは微妙である。

今季コンストラクターズを逃したレッドブルからすれば現行のレギュレーション最終年の来季は再びコンストラクターズ1位を獲得するべく努力し、尚且つマックス・フェルスタッペンのドライバーチャンピオンも同時に狙うだろう。

 

またマクラーレンやフェラーリが必ず上位に来季もいると考えればレッドブルにとってはフェルスタッペンのすぐ後ろを走れるだけのパフォーマンスは必要であり、尚且つフェルスタッペンがペナルティなどで下位に沈んだ際には代わりに勝利を狙うだけの力は欲しいところである。

 

その点ではコラピントは中段勢では速かったが上位では同じ走りが出来るか不明であり、また雨のサンパウロGPでは初めてのF1のウェットコンディションに非常に苦戦を強いられていた。

レッドブルにとってはトップチームでの起用は若干のリスクを伴い、RBのシートの可能性があるが、レッドブルにとってはアイザック・ハジャーなどの有望な若手がいる為わざわざ獲得する必要性は薄くなる。

 

そこで白羽の矢が立ったのが今季はフェラーリのドライバーであるカルロス・サインツである。

サインツならば今季は勝利も挙げている中で2023年のレッドブルが圧倒的に速かったシーズンで唯一、レッドブルドライバー以外からの優勝者である。

 

またドライバーとしての腕にも定評があり、尚且つ過去にはレッドブルの育成プログラムに居たことから繋がりはないわけではないだらう。

 

結論、来季シートを獲得フランコ・コラピントが獲得できるとするならばウィリアムズかレッドブルのどちらかになってくるだろう。

また来季シートがなかった場合でもコラピントほどの実力が有れば2026年などで誰かがパフォーマンスを落とした際には必ず声はかかるだろう。