今回は9月22日、現地時間21:00からスターするシンガポールGP決勝の戦略予想をしていきたいと思う。

戦略は主にミディアムからハードが基本のストラテジーとなり21から27周目付近がタイヤ交換のタイミングとなるだろう。
その中でも後方からスタートする者などはソフトでセーフティーカーや赤旗での一発逆転やリバースでのセーフティーカー対策を施す者などもいると予測される。




タイヤの持ち込み自体は殆どの人が同じ数のタイヤを持っており、フランコ・コラピントとザウバー勢のみミディアムを2セット持っている。




タイヤのデグラデーションの面では金曜日のロングランからもわかるようにミディアムとハードの差が殆ど出ていなかった。
しかし昨日の予選ではFP3と全く異なるグリップ状況になるなど一概に金曜日と同じかどうかはわからない。




マリーナベイ市街地サーキットのピットロスタイムは通常時で28.5秒、SCとVSC時は15秒と大きな差がある為、100%のセーフティーカー確率ということから確実に各チームの戦略にはセーフティーカーのことも考えているだろう。




ロングランペースの面からはロングがいくらよくても抜きにくいシンガポールでは意味のない事かも知れないが中段勢だとウィリアムズが速さがあるので角田裕毅などは注意が必要だ。

トップは殆ど差がなく抜くことは困難と言っていいほどの差である。

しかし今までと違うのが4つ目のDRSゾーンがもしかしたらオーバーテイクポイントになる可能性もある点は考慮しなければいけない。



予選からのスターティンググリッド変更は今のところはない見込みだがスタート直後のトップ争い、特にランド・ノリスは今年ポールポジションスタートから1周目トップで帰ってきたことないのでどうなるか注目だ。




決勝レースでは殆どがピットのタイミング次第であり、またオープニングラップでは接触だけは避けなければいけない。
それさえキチンとすれば自分の思っているレースができるだろう。