予選開始前には雨が徐々に降り出し予選に向けて何か波乱を予感させた


18分間のQ1では小雨の雨が降る中のセッションとなり、スタート開始直後から多くの車がコースインした


サージェントはTern1で激しくタイヤをロックアップさせそのままタイヤバリアに突き刺さるも再び動きだした


その後ペレスがTern8でコントロールを失い壁にそのままクラッシュし赤旗となった

ペレスはこのクラッシュでリアサスペンションやギヤボックス、PUを壊した可能性があり噂が現実味帯びてくる形となった


その結果サージェントにとってはガレージで作業できる時間が延びラッキーな結果になった


残り6:25から再開され、再開後はトラックはかなり濡れている状況でタイム更新は無理かと思いきや、意外と乾くのが速く大幅なタイム更新があった


Q1ではペレス、ラッセル、周、オコン、ガスリーが敗退となり、アルピーヌ勢とラッセルは判断を誤る結果になった


15分間のQ2では大きくタイムが更新されたがトラックエボリューションの効果は大きく最後のアタックでは多くのトラフィックが発生した


そんな中Q2ではヒュルケンベルグ、ボッタス、アルボン、サージェント、マグヌッセンが敗退となった


サージェントはチームメイトアルボンと0.1秒差と良いタイムを残し、ハミルトンは0.01秒差でQ3進出と最終アタックでミスもあり危なくQ2敗退になりそうであった


12分間のQ3では雨が心配される中フェルスタッペンを先頭に早々にアタックを開始し1回目のアタックではノリスがトップタイムを残した


そして終盤のアタックでは角田がTern5の出口で芝生にタイヤを落とし、車が飛びながらガードレールにクラッシュし車は激しく大破した


そして赤旗再開時間が出ないまま多くの車がピットレーンに並び残り2:13からセッションは再開された


結果としては終盤に小雨が降りタイムが出ない状況となり、ノリスが最初のタイムをそのまま維持しポールポジションを獲得し、2番手にはチームメイトのピアストリが並んだ

マクラーレンは2012年ブラジル以来のフロントロー独占となった


フェルスタッペンは再開前に車を降りてしまい3番手と路面温度が低くグリップ不足に悩んでいたようだ


全体的には2回の赤旗とドタバタの予選となったが、明日はまた今日とは路面温度など環境が異なりそうなのでレースではまた違った展開が期待できそうだ

中でもトップ3のマクラーレン対フェルスタッペン、フェラーリ対ハミルトンの戦いには注目したい