『2023年イタリアGP』
イタリアGPではストレートスピードが
必要なサーキットでありチームパフォーマンスが問われるサーキットだった。そんな中スタート前から心配されていたフェラーリのタイヤマネージメント力だがしっかりとタイヤを持たせて1ストップで乗り切り3位フィニッシュとなった。
ただフェラーリはしっかりとチームメイトバトルを自由にさせていたが2人ともクラッシュしかねないのでこれからはオーダーを早めに出しておくべきだろう。
しかしそれを上回るレッドブルはフェルスタッペンは虎視眈々と1位を狙い、ペレスもフェラーリといい対決をして結果として2位になった。
確実に10連勝したフェルスタッペン、オーバーテイクを重ねて順位を上げたペレス、守りきれなかったが3位表彰台をチームの地元で獲得したサインツはいい走りだった。
また角田のスタート前のフォーメーションラップでのリタイヤ残念だった。(尚角田はイタリアGP三年間で一回しか出走できていない)
スタートポジションが良かっただけに予選での良い感覚を維持して次戦以降に繋げ契約に繋げてもらいたい。
『レッドブル』
レッドブルはこの週末フェラーリに比べるとストレートスピードでは劣っていたがマックスはサインツのミスを虎視眈々と待ちオーバーテイクしそのままフィニッシュした
またペレスもフェラーリ2台と白熱したバトルを転じ2位表彰台を獲得した
『フェラーリ』
フェラーリは今週サインツが好調だった
フリープラクティスから1位を獲得するなど予選ではPPを獲得しレース中タイヤに苦しむも表彰台を獲得した
またチームメイトバトルが白熱するなどダブルクラッシュなどにならずに済み良かったがもっと早くオーダーを出すべきだろう
『メルセデス』
メルセデスは今週2台とも苦しんだがハミルトンは今現在全戦のレースでポイント獲得を継続させた
2台ともペナルティを受けるなど厳しいレースをしていたのでもう少しいい車を持ってきてもらいたい
『アルピーヌ』
アルピーヌは今週末予選から2台共Q1落ちするなどかなり残念な結果となった
オコンに関してはリタイヤになるなど前戦の勢いを一切感じられずにエンジンの非力さが少し感じられた
『マクラーレン』
マクラーレンはここ数戦では珍しく不調だった
マクラーレンはストレートに苦しむなど予選では不発に終わった
しかしレースではオーバーテイクしていきピアストリは一時TOP10入りしていたがハミルトンとの接触で順位を失った
『アルファロメオ』
アルファロメオは2戦連続の特別カラーで望む週末となった
ボッタスはポジションを上げ久々のポイント獲得となりここから勢いをつけてきてもらいたい
『アストンマーチン』
アストンマーチンは今週ストレートスピードに苦しみアロンソは今シーズン最低順位の10番手からスタートするなどストロールも20番手からなど苦しんだ
次戦以降ではシーズン開幕時からの課題のストレートスピード対策に期待したい
『ハース』
ハースは今週末は一切アップデートをしない唯一のチームとなった
ここ数戦はポイント圏内争いに絡むことがないので次のアジアラウンドなどには頑張ってもらいたい
『アルファタウリ』
アルファタウリはスタート前に11番手スタート予定の角田がエンジントラブルなど悲しいスタートとなった
しかしルーキー2戦目のローソンが11位フィニッシュとかなり力強い走りを見せていた
『ウィリアムズ』
ウィリアムズはストレートに強いだけにアルボンは予選で2戦連続でTOP10スタートなりいい結果に結びついた
サージェントは順位こそ上げたもののもっと一発のタイムが欲しいものだ
『次戦シンガポールGPに向けて』
次戦はシンガポールGPではコースが新しくなりコーナー区間が変更されストレートになっている。そのため以前よりストレートが増えているのでストレートスピードの遅いチームは厳しい戦いになるかもしれないが次戦までのアップデートで力をつけて欲しい。