こんにちは

柯潔さんとAlphaGoの三戦が全て終わり、結果は0-3でAlphaGo(囲碁AI)の勝利となりましたね。

7歳から囲碁を始め、それから毎日、囲碁と一緒に過ごしてきた僕としては複雑な心境でございますタラー

そもそも囲碁で僕自身が負けるなんて、最低でも10年後、30年後だったら、さすがにわからないかもしれないけど、トッププロに勝つなんて不可能と思っていました。

なぜなら2015年より前はプロに大きなハンディキャップを課しても勝てなかったわけで

それは囲碁はしらみつぶしで攻略するには広すぎる、19×19の361マスありますから、パターン数は10の360乗、以上と言われています。

ルール自体は、5歳からでも始めてる子もいるくらいですから難しいものではありません、囲碁のミニゲームであるぽん抜きゲームは、3分もあれば十分ルールを理解できるものですから、囲碁のルールをわからない方同士でも、十分楽しめますよニコニコ
(それについては又、別で書こうと思いますパー

その膨大なパターンのある囲碁が人工知能としての研究の対象の一つになったわけです。

仕組みはよくわかりませんが、人工知能が過去のデータを蓄積して、学習するものをAlphaGoはベースとしているようで、こういったものを医療などに応用していくというのが最終的に目的だと思います。

医療でガン検診などを人工知能がするような時代が来るのではないか、等と囁かれはじめていますね。

●今回の柯潔さんとAlphaGoの対局で思った事として少し感想を書きたいと思います。

第1局のブログで、ありえない手と書いた場面がありますが、最大の内容で勝ちなさい、という命令をプログラムに命じていた場合は、その手は確かに間違いだと思います。

しかしプログラムに課したゴールはゲームで勝利することですから、大差をつけなくても、簡明な碁にした可能性は十分に考えられます。

人間としては肌に合わない打ち方ですが、確かに形勢判断の数値は、あの手を打った後でもAlphaGoの有利な数値は逆転していなかったと思います。

車の運転で言えば、安全運転を心がけなさいと命令するのか、目的地まで最速ゴールしなさいと命令することの違いのようなものです。

もうひとつは囲碁のルールで、黒番が先手なので、コミというルールがありますが、7目半だと白番がやや有利とAlphaGoが認識してる可能性
が高そうですね。

AlphaGoは黒番と白番では、黒番のほうが比較的積極的な印象が強かったです。

コミの設定を変えたら打ち方が変わるのは、AlphaGoだけではなく、人間もですけどね。

コミが6目半や7目半の今になって、黒番は、中国流やミニ中国流が流行ったのは、それが一つの要因になってるかなと思います。

まあ僕には6目半も7目半も対して関係無さそうですが(笑)

すごい時代がやってきましたね笑い泣き

ではでは、今日はこんなところにして

バイバイウインク