カイロプラクターの山下洋一です。
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本日は「インソールって変える必要あるの？」
この問いは、当然インソールを入れたほうが、足や体の歪みを
サポートしてくれますのでお勧めします。
しかしながら、絶対に必要かと言いますと、やはり個人の足の
状態や安定性のあるシューズなんかですとあえて変えなくても
良い場合があります。
本日も、お客様からのご紹介で先日足の計測と状態、現状履いている
シューズを確認させて頂き、シューズを取り寄せてＦｉｔｔｉｎｇさせて頂きました。
事前に足幅が広く、外反母趾があり中々合う靴がなく、立ち仕事の為
足がかなり疲れると言うお話でした。年齢は６０歳代の女性です。
実際の足の状況は
・足長は左足２２５ｍｍ、右足２２７ｍｍ。
・足囲は右足３Ｅ相当、左足４Ｅ相当。
・思ったより親指の内反はきつくなかったが、前足部の横アーチ
が崩れていて開帳足気味でした。
・足指にうまく体重がかかっていない。
・現状履いている某メーカーの靴は２３．５ｃｍ４Ｅタイプであったが
インソールも含め靴自体が非常に柔らかいタイプの上、履き方が
かなり緩めで、靴自体が柔らかい為プロネーション（過回内）を
引き起こしている状態でした。
一見、足のサイズを見た時に靴のサイズは間違っていないのでは？
と判断できます。実際には許容範囲内のサイズですので。
しかしながら、この靴は
・４Ｅタイプの割にはつま先部分が少し細い。
・履き口が広く、踵部分が少し浅い。
・シューレースホール（靴ひもを通す穴）が４穴しかない上に、紐の
タイプが丸紐の為滑りやすくホールド感がない。
と、いわゆる軽量でアッパー素材が柔らかく、脱ぎ履きしやすい
タイプでした。勿論、悪くはないと思いますが、このお客様の足の
状態や仕事の状態を考えると、疲れてしまうのも当然だと思います。
そこで、普段の履く背景を考えて、ちょっと硬くはなりますがやはり
安定性と足指に体重がうまくかかるタイプの靴が良いのではと
判断し、ニューバランスの４Ｅタイプでサイズも２３ｃｍ、２３．５ｃｍ
を取り寄せました。
実際のＦｉｔｔｉｎｇで、
・インソールで合わせた所、つま先部分の余裕では２３ｃｍでＯＫ
・Ｆｉｔｔｉｎｇでの、踵のホールド感・甲及び幅の圧迫感・アーチ部分の
突き上げ感とＦＩＴ感も２３ｃｍでＯＫ
・普通のソックスとコンフォートサポートソックス（五本指）での比較では
断然、五本指タイプの方が足指が踏ん張れる状態にあった。
五本指ソックスはこれです
・インソールをシダス社のものに変えた所、最初はよかったが
少し時間が経つと土踏まず部分に違和感を感じると言う事で既存の
インソールの方が自分のアーチ部分にＦＩＴしている結果でした。
・そして現状履いているシューズにシダス社のインソールに変えてみた
所、アーチ部分の倒れこみがなくかなり安定している履き心地に変わった。
と言う事で、早速購入されたシューズで本日仕事に向かわれました。
以上、この方のように足に特徴があったとしても変えなくても済む場合が
ありますので、シューズの知識のある人間に相談しながら選んでいく
事をお勧めします。
この方のアフターフォローもしていきたいと思います。
本日も最後までお読み頂きまして有難うございました。
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