ダルビッシュが本拠地のメッツ戦に先発し、6回途中まで投げ4安打、2失点と好投。今季6勝目、日米通算170勝目を挙げた。
4、5回辺りは調子よさげに見えた中、マッキャンに一発を打たれたあの一球は、コースが明らかに甘かった。
メジャーのバッターはその辺を見逃さないどころか、ホームランにしちゃうから、そのレベルの高さを改めて実感した次第。
毎度、楽しみにしているインタビューでは、「もうちょっと最低でも6回くらいはいきたいなと思っていた。ああいう形で降板して、リリーフ使わせてしまって、気分としては晴れないですね」と反省を口にしたダルビッシュ。
僕的には、こういうFOR THE TEAMの精神を持ち合わせているところがたまらなく好きなんだよなあ。
代わったヒルが、アロンソを併殺に打ち取った場面でも、ベンチの中で雄叫びを上げていて、チームの勝利を第一に考えている姿勢が画面を通しても伝わってきた。
4連敗中だったチームにとって、この勝利がいかに大切かを考えていた証だろう。
しかし、タティスは役者が違うね。
ホームランもさることながら、印象に残ったのはワイルドピッチで素早く反応して、三塁から果敢に突っ込み得点を挙げたシーン。
あの運動神経は370億円に値するわ。
ケガだけが心配です。