2008-52 Kアウト～S下 6:55-10:40 北～北東風サイズモモ～頭オーバー

木曜日の朝、湘南のＢリバー河口が炸裂していた。僕はただ写真を眺め

ただけ。「大事なのは、そこにいること」という言葉が重くのしかかる瞬間。

だからこそ、週末はそれに見合う波に乗りたかった。

湾岸を走っていたら、トヨタISISが右に並んだ。K漁港仲間のタラさんだっ

た。お久しぶり。風が北東だしサイズもあるからK漁港行くんだろうな。お

気をつけて！・・・スピード出し過ぎ。

Ｉ隅の可能性も棄ててなかったから、早めに行動して５時過ぎにNo.３をチ

ェック。暗くてよく見えなかったけど、形が悪くてもみくちゃ必至って感じだ

った。

で、南下してＨ原駐車場。

　

潮が多くて割れにくいが、メインはいい感じで割れている。でも、メインはロ

ーカルのものと割り切ろう。

つーことで毎度おなじみＫリーフ。余裕があったらＳ下までパドルするとい

うオプション付き。厚く入ってきて、棚に当たる瞬間四角く掘れる波だけど、

人がいないのが最高。

Ｋ下左からゲットするんだけど、砂が流されて粘土質のフラットリーフが剥

き出しになってて驚いた。昨日はここに小池葵ちゃんなど入っていたらしい

が、長い髪の毛は落ちてなかったな・・・。

始めのうちはＫアウトの左奥、崖前。スタートはＡＳＡと２人のみ。後にロン

ガーが３人、掘れるトコを避けた位置に来た。そこからだと巻かないよ～。

そんなこんなしてるうちに、ショーター数名、ＢＢ１人が入ってきて、ばらけ

ながら全体で１０人ぐらい。遠くに見えるＳ下のメインは３０人ぐらい入って

た。

で、前半の収穫は、１本のバレル！

潮が引き始めてサイズアップしてきた胸肩サイズにテイクオフ。

「始めズルズル、そしてストン！」

ストンと落ちるその瞬間に、３メートルのボードをフェイスに切れ込ませる。

やべえ、フェイスが切り立ちすぎてる！と思いながらグラブレールしたら、

きれいにバレルインした。透明なリップが顔の先にアーチを描き、雑誌で

よく見るティアドロップ型の視界になった。

「おおーきれいだ！」

と思ったのは何秒だったのかな？それとも０．何秒？レールを抜かずに粘

っていたら一気に潰された。

でも、しっかりバレルだった。自覚症状ありあり。

しばらくしてからＳ下方面へ漕いで行って、なるべくアウトから割れる波を

選んで乗った。崖前よりも必死に、瞬間的にターンしないと浅いリーフ

の餌食になる。

頭オーバー、まあまあのセットをバックサイドにグラブして走り、最後はプ

ルアウト。かなりいい感じだったので、満足して崖前に戻った。

戻ってスグ、インサイドでテイクオフをミスり、スープに揉まれてる中で自分

のＦＩＮを蹴ってしまった。右足の裏をスパッと切ったが、あまり深くはなかっ

たので続行。

潮が引いて頭オーバーが３枚ずつ入って来る時間帯があったが、若いロン

ガーにいいとこ取られてばかりだったな。この場所に慣れてる感じの子。そ

れでも何本かはポジション取って乗った。最後は潰れるのでプルアウト。

この日はほとんどバックサイド。フロントに行ったのは３本ぐらいだった。

　

Ｓドラ南側のブレイク。デカイうねりも、インサイドの棚まで割れない。そし

て一気に巻く。このサイズは肩～頭。

　

この辺ね。

　

これで頭ちょいぐらい。唇みたいだね。リップとはよく言ったものだ。

　

勝浦のＭ部には入ったことないし、入れない。だから、僕が入るリーフの中

ではＳ下が一番掘れる。（ビーチだったらやはりＩ隅だな）

この四角く張ってくるブレイクをピークから見下ろすと、「ＫブネやＭリブの

テイクオフはなんてイージーなんだ・・・ワイキキ左のパブリックスだって」

って思う。

もうワンサイズ大きいとフォールしていく瞬間があるんだけど、頭オーバー

ぐらいのサイズだと、３メートルのボードはすぐにボトムに突き刺さってしま

う。

だから、レールだけを入れる。ボトムは宙に浮いたまま。「せーの！」とかや

ってる時間がないので、立つと同時に後ろ足を踏み込んでレールとスタビ

を使う。

リーフの勉強になるポイントだね。

　

メインの混雑は、それほどひどくもなかった。ブレイク自体は、Ｓ官側にが

良さそうに見えた。

　

Ｋ下。昔はレフトオンリーのインサイド巻き巻きだったけど、今やライトもあ

る。砂が無くなったからだろうな。突っ込んでブルーワー９．６のノーズを壊

した思い出の場所。

　

昼飯は女良食堂。知り合い誰も居なかったなあ。土曜日だからかなあ？

土曜日の千葉