2月1日のこと
16時過ぎに、次女が通う県内某高校から電話があった。
「娘さんがしんどいみたいです。迎えにきてください。」との事。
続けて、
「右半身が動かないみたいなんです。」と。
え?何それ?
とにかく急いで娘の元へ。
車で30分。学校の保健室に到着。
意識はある。
でも、何か伝えようとするも声が出ていない。
右足も動かない。右手はぎこちない。
抱えて乗用車へ。
重い。
学校から出るときに
「このまま病院に行かれた方が…」と先生
(おいおい、それならここに救急車を呼んでくれよ!)
と思いつつも、近くのコンビニから病院に電話。
その後いろいろあったけれども、結局自宅から救急車で搬送。
県下1〜2といわれる病院が救急搬送を受け入れてくれることに...。
病院では早速、CTとMRIで脳を調べる様子。
搬送約1時間後、
主治医の先生からCTとMRIのスライドを示され、
伝えられた診断が「脳出血」
え?何それ?
高血圧も糖尿病も無縁の、スポーツ好き16歳女子高生なんですが........
ええええええええええっ............
.......
.......
.......
リハビリしても、後遺症残るんちゃうん?
ああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁ。
「先ずは、命の確保を最優先しましょう。」と先生。
確かにそうだ。我を取り戻す。
奈良県の大スター、明石家さんまさんの「生きてるだけで丸儲け」の言葉を思い出した。
生きていれば、なんとかなる。
努力できる余地を与えてくれてるんだ。
生きていれば、とにかく生きてさえいればなんとかなる。
「出血は止まっています。明日、カテーテル検査をして原因を突き止めます。」
としながらも、
「年齢的に高血圧や糖尿病は考えにくい。今のところ、血管の奇形による発症を疑っています。」
と先生は仰った。
確かに、それならあり得るな。と思いつつも
私が気になっていたこと
「コロナワクチン接種による副作用とは考えにくいですか?」と質問してみた。
先生は、
「可能性0とは言えませんが、それを証明することは今のところ難しいです。
でもそれも含めて明日の検査で、何かしら手がかりが見つかると思います。」と。
先生の説明のあと、集中治療室内で娘との面会が許された。
新型コロナウイルスの蔓延で、これから自由に面会ができないからとの配慮だと思う。
娘は、私たち夫婦を見た瞬間、両目から大粒の涙をこぼした。
でも声が出せない。
そのもどかしい姿が、私たちの涙腺を刺激した。
妻は動きづらくなった娘の右手を自分の両手で覆って優しく握った。
私は動かなくなった右足を布団の上からひたすらさすっていた。
意地でも娘に涙は見せまいと下を向いた。そして唇が真一文字なっていた。
面会時間が過ぎたようで、看護師さんから部屋から出るよう促された。
帰りの車中、妻と二人で一生分泣いた。
でも涙が枯れた後には、「どんな形でもいい。必ず娘を社会復帰させる。」
という強い想いが自然と湧き出してきたのだ。















