世の中では「もうこんな時期?」って時間の流れが早いことを指摘する記述が多く見られますが

改めて今年を振り返ってみると、それなりの長さを感じたなと思えることが多々あります。

 

いまだに痛い左膝ですが、振り返ってみると今年の5月に初めて痛みを感じていました。

感覚的にはずいぶん長い間悩まされているような感じですが、まだ半年くらいしか経っていない

んですね。重症ならば、治癒に1年くらいかかることもあると思います。いつまでも治らないと

焦りがありましたが、意外とまだ月日が経っていないことを確認できて、安心しました。

治らないからこそ、思ったより長く怪我を患っている感覚が生じてしまったのです。

 

投資でも時間の長さを感じます。長く保有していると思っていた株が実は今年の3月に買った

銘柄であったり、9月に買った銘柄だったりするわけです。結局は大きな利益を確定できたのですが

途中、大きな含み損を抱えていた時期があり、そのために思いのほか長く続いていたように思い込ん

でいました。たった数ヵ月のことだったなんて信じられません。

嫌な気分は耐え難く、早く終わって欲しいと願うので、実際よりも長く感じてしまうのでしょう。

 

「時の流れは早い」は順調なときに考えれば確かにそうですが、そんなことを考える余力もないほど

ストレスを受けている状態では、きっと長く感じやすいのだと思います。

「時の流れは早い」という感覚を持ち続けられる環境で過ごしていきたいですね。