　今日本の自然は凄まじい勢いで太陽光パネルとメガソーラー、風力発電等の所謂再生エネルギーと言われるもので破壊されようとしている。

　これを直ちに止めさせないと、日本の自然は本当に滅茶苦茶にされてしまう。

　私は1カ月ほど前にも「メガソーラーを直ちに規制せよ！」というブログを書いたが、規制どころか益々増えているようだ。

メガソーラーを直ちに規制せよ！ | アジアの季節風 (ameblo.jp)

　その時には知らなかったが、こんな記事が朝日新聞デジタルに掲載されていたようだ。

　再エネ政策を推進する立場で世論を煽っていたはずの朝日新聞でさえ、この記事ではさすがに疑問を投げかけている。

知床岬に太陽光パネル群　世界自然遺産の「秘境の地」になぜ？
2024年4月25日 6時30分

北方向から見た知床岬=2022年4月29日、朝日新聞社ヘリから

　世界自然遺産・知床の「核心部」といわれる知床岬に太陽光パネル群が設置される。新設される携帯電話の基地局の電源設備だ。

　背景には小型船の沈没事故があるが、すでに携帯電話は旅客船の安全対策から除外されており、「違和感」を口にする人もいる。工事は5月に始まる。

　知床岬は海岸線の内陸部が草原の台地で、背後の森林東側の中腹に知床岬灯台、西側に漁港の「文吉湾」がある。

　関係者によると、計画では灯台の壁面にアンテナ、文吉湾の高台に無線設備、この間の山際に太陽光パネル群を置く。

　アンテナも、太陽光パネルなどを隠すフェンスの色や高さも景観に配慮し、ケーブルや電線は土中に敷設する。太陽光パネル群の敷地は約80メートル四方と、サッカーコート並みだ。

　2年前の小型旅客船「KAZUⅠ（カズワン）」の沈没現場は文吉湾の近くで、船長のKDDI（au）の携帯電話はつながらず、海難事故を知らせる118番通報が遅れた。

　これを受け、総務省は昨年4月末、関係省庁や道、地元自治体などからなる通信基盤強化連携推進会議を開き、知床での携帯電話の不感地域解消に動き出した。

・・・以下省略・・・（奈良山雅俊　朝日新聞デジタル）

　私からすれば何を今更と言いたい処だが、あの朝日でさえそう言わざるを得ない程今のこの状況はひどすぎるという事なのだろう。

　私がこの情報を知ったのは昨日のネット番組「ニュースあさ８時！」で話題にされていたからだが、殆どの日本国民はこんな風になっていることは知らないだろう。

　上の記事によれば工事は５月から始まると書いてあるが、もうその５月になってしまっている。

　また太陽光パネルを敷き詰める面積は８０メートル四方くらいらしいから、それ程の規模ではないにしても、一事が万事である。

　この近くには同じく国立公園で世界自然遺産に指定されている釧路湿原もあるが、そこも既にメガソーラが大規模に展開されているらしい。

釧路湿原国立公園内に大規模メガソーラー

　そもそもこんな北方の大雪の降る地域でメガソーラーなどやっても、雪が降れば機能しないのは当然なのに、何故そんなことを推し進めようとするのか。

　何故政府はこんな暴挙を止めることが出来ないのか、不思議でならない。

　これ迄にも再三言ってきたように、メガソーラー等百害あって一利なしで、一般国民や地域住民にとっては良いことなどひとつもない。

　にも拘らずこんな政策を強引に推し進めようとするのは、これによって膨大な利益を得ることが出来る人間がいるからだ。

　それはこれに群がる業者であり、河野洋平をトップとする再エネ議連の連中であり、太陽光パネルの世界シェアを握っている中国である。

　こんな極一部の連中の為に、先祖代々守り続けてきた日本の美しい自然を破壊し尽くしてしまって良いわけがない。

　本当に日本は今狂っているとしか思えない。