夫が、日経新聞の切り抜きを渡し、

「お母さん、読んでみたら?」

と言うのです。

それが、タイトルの内容です。

 

人間の「知」の価値観が今、根底から揺さぶられている。

知の領域には生成AI(人工知能)が侵食し、世界で広がる分断や対立には、誰もが歯止めをかけられずにいる。

この先、人間にはどんな力が最も求められるのか、早期教育など知の再興を急ぐ

世界、そして日本、最前線を追った。

                          (日経新聞より)

 

世界の教室では既に、日本とは「別のゲーム」が始まっている、と言うのです。

日本は、未だに子どもたちを教室に閉じ込め、一列に並べ、教育委員会が権限を持ち、一律の検定教科書を使っている。

世界はもう既にはるか先まで進んでいると言うのです。

 

小学校の算数を、ディベートの場にして力を育む国家。

子どもが「何を学びたいのか」、その問いから授業を始める国家。

 

こうして国の思惑が近年大きく変わってきたのは、もちろんAIの台頭もあります。

答えなんか、考えなくてもすぐにAIが教えてくれるのです。

だったら、AIが出来ないことは何か。

人間の「知の領域」を広めるためには、何が必要か。何をすべきか、ってことなんです。

 

世界が大きく変わってきた要素に、「移民」があります。

移民問題の最前線に立つイギリスのロンドン。

街の中心部は既に、海外生まれの移民が5割に達したと言います。

実は、ここ日本の東京でも、移民は大きく増えているのです。

多様性が必然となる時代にどう生きるか、子どもたちの授業のあり方も変わってきても当然だと言うのです。

 

先ほどの小学校の算数の授業だ。

算数なんて、一番答えがハッキリしている科目だと思うじゃないですか。

そうじゃないのです、どうしてこういう答えになるのか、それを導き出すつまり考える力がなくては答えは出ないのです。

黒板に書いた答えをノートに写す子どもはいません。

どうしてその答えになるのかを必死で考える子、「説明できる」まで考えることに四苦八苦する、それがこれからの教育だと言うのです。

 

「知らないことを前にしたとき、君はどういう仮説を立てられるのか」

「どう相手と考えを擦り合わせられるのか」

このプロセスを大事にするということなのだそうです。

 

そして、討論を論破することが目標じゃない。

相手の話にどれだけ耳を傾け、その意見を尊重できるかを磨くのだそうです。

あゝ、某国の大統領に聞かせてやりたい。

 

これが多様化が進む現代社会には、必須のスキルになると言うのです。

 

こういった教育法は「Oracy(オーラーシー)」と呼ばれ、イギリス全土に広まっているそうです。

 

宿題を出さない国も増えているようで、とにかく学校以外は、音楽やスポーツ、自分の関心分野に力を注がせる傾向にあるそうです。

教職だけでなく、いろいろな分野で活躍してきた人を教師にするところもあります。

「本物」を知る教師の存在は、子どもたちにとってもかけがえがないということです。

 

様々な各国の教育現場を知ることは、日本もこれからのAI台頭の教育に、ヒントをもらえるのではないかと言うことでしょうね。

 

なんだか難しい時代に突入してきたようです。

戦争が起これば、難民が増える、当然移民も増えてきます。

日本もいつまでも古式豊かな日本でいられなくなるのです。

あーーーー、頭が痛い……。