鬼妻ファイト日記

鬼妻ファイト日記

毎日の姑とのバトル日記を、完全卒業しました。
10年の在宅介護を終えてからの姑は、施設に2年、療養型病院に
2年入院しましたが、令和4年11月3日(文化の日)に、97歳にて他界しました。
これからは、自分の老後の日記を書いていこうと思っています。

ようやくアメリカの大統領選が終わりましたね。

予想通りと思った人もいるでしょうし、まさか、と思った人もいたことでしょう。

ほとほとアメリカって国は、不思議な国。

私は「まさか」組ですね。

でもね、あの時も、あの時ってヒラリーさんと闘った時ですよ。

アメリカって開けているようだけど、実は男性社会なんですよ。

初の女性大統領かと言われたけど、その時は本当にまさかのトランプに屈したんでしたよね。

だから、今回も女性大統領は生まれないのかな~って危惧していたんです。

トランプ自身、声高に、

「女を大統領にするのか?」

って揶揄したそうですね。

 

でも、トランプってなんなんでしょう。

あの白い物でも黒いって平気で言いそうな、あの強引さにリーダーシップを感じるのでしょうか。

トランプ支持者を見ていると、まるでトランプを教祖に見ているような狂信的な凄みを感じます。

トランプ支持者たちは、本気で、

「トランプは物価を下げてくれる」

「トランプは戦争を亡くしてくれる」

と思っているらしい。

まさに救世主だ。

弱いものは強いものに憧れるというが、トランプの乱暴とも言える強さに魅かれる人たちが多いってことのようです。

 

さて、ウクライナ問題、中東問題をどう裁くのでしょうか。

プーチンと渡り合うのでしょうか。

それともウクライナを見捨てるのでしょうか。

 

昨日大統領選の開票を見ながら、改めて思った。

米国とは何だろう。

米国の大統領とはいかなる者か。

強きを求め、悪党を武力で倒す。

西部劇の保安官は間違いなく、米国らしさである。

ただそれはすべてではない。

自由を尊び、民主を重んじる。

差別に苦しみつつも、多様性を追う。

理想と現実に差はあっても、多くの異なる顔が寛容にして混在するのが、米国ではなかったか。

               (天声人語より)

 

ところが現実のアメリカは、分断が進んでいます。

さらに「アメリカンファースト」が進めば、国際社会も今のままではおられなくなるのではという不安が募ります。

移民問題では、どの国も頭を悩ませているし。

日本も、平和に胡坐かいている場合じゃなくなるかも。

どうなるんでしょうね。