釘調整にメス
二
過度な「開き」にくぎ刺す
宮城県警が摘発
この店の台の調整は小当たりする入賞口付近の釘を狭めて大当たりする口付近を広げるというやり方。
出玉は抑えているが利用客が大当たりを狙うように誘導しやすく、射幸性の高い台となっていた。
風営法には「著しく射幸心を煽る遊技機を設置して営んではならない」という規定がある。
ネット上ではこの店の釘が大きく曲げられた画像が出回っていた。仙台市内のパチンコ関係者は「あれはやりすぎだ。警察もさすがに黙認できずに摘発に踏み切ったのだろう」
と推測する。
メモ・・・
宮城県警は、7日、仙台市泉区のパチンコ店
「アポロの泉=20画大凶」で4月上旬~5月下旬、射幸心を煽る目的で宮城県公安委員会の承認を得ずに、85台の釘の形を変えた疑いで「金盛商事=39画大吉・中途波乱、晩年安定運」(盛岡市)の社長ら4人を書類送検した。また、不正な釘調整がされるのを知りながら方法を教えた疑いでメンテナンス会社「グランドライン18画=大吉」(東京都台東区)の社長ら2人を書類送検。法人としての両者も書類送検した。宮城県警によるとグランドラインは「くぎ学校」と称し直近10年間で延べ2000人以上に釘の調整方法を実際の台を使って実習していた。
永人所感
最近のパチンコ産業はほとんどの人たちが毎日、毎月、毎年、相当な金を使わされ、
最盛期で1990年代30兆円あった売り上げは昨今では15億円と半減。パチンコホールもピーク時に19000店舗だったが、今は9000店舗まで減少。
衰退の理由は数々あれども、根本的には射幸心を煽ることへの規制が一番で、過去北朝鮮や韓国に送金された数百兆円の流れを、日本政府は本気になって止めにかかってきているのではないか?
今後は競馬に掛け金を移行させようとの狙いがあるのではないかと思われる。 終り