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旅順・清朝北洋水師海軍公所
(日本海軍旅順要港部)
 
現・不詳
旅順口区港湾街45号(東郷町)
竣工 1890頃か
設計 不詳
施工 不詳
 
清朝北洋水師海軍公所は清朝末期の1890年頃設置された海軍司令部で、1903年にロシアの極東総督府となり、日本統治期には日本海軍の鎮守府、要港部として使われた。
1945~1954年にはソ連海軍司令部がおかれた。
現在も軍が管理しているらしく、中には入れないが建物はそのまま現存している模様。
建物の様式が左右で異なっているので、清朝時代の建物がありロシア時代以降に増築された結果なのかもしれない。
背景や窓の形から判断すると、3の写真の方が古く、1の写真のように改築或いは改装されたと思われる。
④の写真は最近撮影されたもの。③と比べると玄関付近が増築されていることが分かる。
 
写真1:絵葉書
写真2:2009年10月撮影
写真3:絵葉書
写真4:中国のウェブサイト『大連旅行者的博客―旅順老建築』より