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開原取引所


遼寧省開原市義和街
竣工年 不詳 1911年~1919年頃か
設計  不詳 関東都督府か

開原は当時、長春とともに大豆などの一大集散地だったため、
1911年取引所が満鉄開原駅周辺の付属地におかれ、
大豆、高粱などの取引がおこなわれた。
開原満鉄付属地の華商公議会(中国人取引業者の団体)も
1912年に設立認可されている。

良く似たデザインの長春取引所(6番目の写真)が
1919年に竣工していることを考えると
開原取引所もその頃、
関東都督府の設計で建てられたのかもしれない。
取引所は昭和9年(1934)に廃止され、警察署庁舎として使われるようになった。

2006年10月現在、地質調査隊の倉庫として使われていたが、
かなり老朽化していた。

2009年11月現在、すでに撤去され、あたらしい高層マンションが建っていたので、
2007~8年頃に撤去された模様。

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                     長春取引所