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万県の鐘楼


重慶市万州区西山公園内
設計 董兵炳
施工 武漢営造廠

港から程近い、川の西岸にある時計台です。
1930-32年に建てられ、高さは50.2m、8階建て、
敷地の海抜は約140メートル。
柱状の塔の上に2層の八角形の屋根がのり、
4面に大時計が取り付けられています。
塔の一階には高さ8mの石碑があり、
元々は何かの格言が彫られていたのを、
1964年に毛沢東の詩が彫りなおされたそうです。
中国と西洋の折衷様式のデザインで、
文化財に指定されているようですが、
三峡ダム湖の湖面は海抜177メートルだそうですから
いまは真ん中くらいまで水没しているかもしれません。
3枚目の写真:『万県市旅遊指南』成都科学技術出版社1993年刊より