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永和号
北京市海淀区頤和園
1908年川崎造船所(現川崎重工業)製造
日本政府が日露戦争時の清国の協力に謝意を表わすために西太后に贈った小型汽船。
長らく湖中に沈没していたものを昭和15年に日本の鉄道省が引き揚げたものという。
字が欠けていますが「永和」と読み取れます。
当時は日清(日華)友好の象徴でした。
以来園内を転々としていますが、
説明書きがないところにこの船の微妙な位置づけが見て取れます。
写真(2枚目)HP「燕迷(ぽんずのページ)」より引用
写真(6枚目)『北京案内記』(1941)より