昨日、最高に分厚くて、重くてかさばる本を買ったが、案の定、今日は1ページも開かなかった。

いやいや、そんなもんよな。そんなもん。

買う瞬間が一番高鳴るのが読書。読書の醍醐味は買う瞬間と、本棚におく瞬間。

もはや本はインテリア、実用性0のインテリア。オブジェ。鹿の剥製と同じカテゴリー。

 

そんなわけで、机に置きっぱだった『読書の日記(阿久津隆)』を本棚にin。

代わりにこれまた剥製と化した『選択本願念仏集(法然)』をout。

なんでこんな渋い本買ったんだ、おれ。

問うて曰く、一切衆生は皆仏性あり。遠劫より以来、まさに多仏に値ひたてまつるべし。何によってか、今に至るまではの自ら生死に輪廻して、火宅を出でざるや。

スッと本棚に戻す。

この本を読み始めるには、もう少し時間が必要なようだ。

後何年かければ、この本棚の本、全てを読み終えられるのだろうか。

 

 

 

 

引越しをするので、家中のものを処分している。

この安アパートには6年近く住んでいる。狭いけど住みやすい、割りかし良い家なんだけど、いいかげん6年も住んでると流石に飽きてくる。ということで先月頭ぐらいに引越しを思い立ち、先週新居を決め、今月末に退去する。スピード転居だ。

特に物をため込む性格ではないので、そんなに大変じゃないけど、家にはとにかく本が多い。

 

本は重い。かさばる。読まないくせに買い込む。読み返さないくせに捨てられない。

なんなら邪魔だ。そのくせ捨てようと思うと、「ほんとにいいのか?俺がお前の人生、大きく変えてやることだってできるんだぜ」と囁いてくる。

流石に全部は持ってけないので、半分以上BOOK OFF送りにしてやった。

計62冊 合計6010円

 

うひゃーーーーーーーーーーー、大金持ちじゃいーーーーーーーーーー。

 

そして、大金が手に入って俺は、またしても本を買ってしまった。

 

厚い、重い、かさばる本を買ってしまった。

馬鹿か、俺は。

ただ面白いんだ、この本。

 

喫茶店で本を読むのが好きすぎて、”本を読むための喫茶店”を開いたマスターの読書日記。

いろんな本をつまみ食いしてる。今日はあの本、明日はあの本、毎食の献立決めるみたいに、気軽に、いろんな本を読み比べてる。

頭っからケツまで、一直線に、ストイックに、一字一句読まねばならないなんてつまんない。フラフラとあっちいってこっちいって、コーヒー飲んで、眠くなったら昼寝して、飽きたら別の本読んで。そういう読書ってすごく楽しい。

今日もいい本に出会ってしまった。