巴賞でマヤノライジンと1着同着だったフィールドベアーは、さらに上昇気配だ。この中間は15日から運動を再開。原園厩務員は「前走は久々だったのでかなり攻めたが、そのかいあって体が締まっていい感じ。前走以上の出来にある」と自信を見せる。前走の勝利で函館での勝ちクラを3勝に伸ばし、エリモハリアーなどの最多4勝にあと一歩と迫った。「充実してきたし、期待したい」と意気込んだ。


出典:日刊スポーツ

春の天皇賞馬アドマイヤジュピタ(牡5、栗東・友道)の凱旋門賞(仏G1、芝2400メートル、10月5日=ロンシャン)遠征が16日、近藤利一オーナーから正式に発表された。前哨戦のフォア賞(仏G2、芝2400メートル、9月14日=ロンシャン)を使い本番に向かう。受け入れ先の厩舎や騎手は調整中だが、外国人騎手の起用は決定済み。同じく挑戦を表明しているメイショウサムソンと同じ飛行機で渡仏する。また、同氏が所有するアドマイヤモナーク(牡7、栗東・松田博)がメルボルンC(豪G1、芝3200メートル、11月4日=フレミントン)に挑戦することも、同時に発表された。

 ◆近藤オーナー 前哨戦を使って本番へ向かう。1頭で行くのは難しいが、サムソンがいるので帯同馬の問題なども楽。騎手は外国人を起用することで調整している。岩田は残念がっていたが、勝ちを狙って行くのだから、現地をよく知っている人間を起用するのが一番だと思う。

 ◆友道師 馬は放牧先で元気に乗り込んでいる。非常に楽しみにしています。


出典:日刊スポーツ

阪神11Rの三田特別(3歳以上1000万下・芝2200m)は、3番人気ミッキーチアフル(幸英明騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分15秒1。3/4馬身差の2着に5番人気テンシノゴールドが、1馬身1/4差の3着に1番人気ウォーゲームがそれぞれ入線。

ミッキーチアフルは栗東・音無秀孝厩舎の3歳牡馬で、父シンボリクリスエス、母チアフル(母の父Caerleon)。通算成績は13戦3勝となった。

レース後のコメント
1着 ミッキーチアフル 幸英明騎手
「ずっと手応えも良くて、4コーナーで『これなら!』と思いましたよ。なんとか阪神開催のうちに700勝を達成したいと思っていましたし、本当に嬉しいです」

音無秀孝調教師
「勝てて良かったです。この後は一息入れて、秋にまた使い出します。どこを使うかなどはこれからの馬の様子を見て、オーナーと相談して決めます」

2着 テンシノゴールド 小牧太騎手
「いい脚を使います。仕掛けが1テンポ遅れてしまいましたかね。馬の調子がいいし、良馬場はいいですね。小倉で何とかしたいですね」


出典:ラジオNIKKEI