Cochlearには、リモートマッピングという技があるらしい。ちょっと探してみると、研究報告が上がっています。コクレアの紐付き研究(ようは、金を出してもらっている)のようですね。使われているソフトウエアはCustom Soundのようです。

 

https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6380526/pdf/mao-40-e260.pdf

 

アメリカFDAは遠隔でのマッピングを2017年に認めていて、2018年にはすでにこの論文が掲載されることが決まり、2019年の3月号に掲載されています。同様の症例研究はざっと見た限り日本でも2019年と2023年のものがあります。

 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkotokeibu/124/8/124_1150/_pdf/-char/ja

https://www.jstage.jst.go.jp/article/audiology/66/1/66_40/_pdf

 

日本の研究はタイミングからしてコロナ禍での遠隔診療という位置づけのようです。

 

そんで、その後どうなったのでしょう。日本ではやってるのかなー。患者は手元にwindowsパソコン用意して、アプリをインストールして、なんだかケーブルのようなものをKansoとかにつけて通常通りのマッピング作業を行う模様。実験では貸し出しているようですが、実際にこれを診療で使うとなると、自前で購入する(おそらくは保険適用になるのではないかと思うのですが)ことになりそうですね。

 

いま,実際に日本でこれをやってくれる病院はあるのでしょうか。。。

 

コクレアのN8が出てきてしばらく経ちますが、Kanso 3はまだなんでしょうか。

 

 

久しぶりに気になってちょっと検索。ありました。アメリカで臨床の届け出が終わってるみたいです。

 

 

このサイトによると、2023年9月からはじまって、2024年1月には終了しているようです。でもって、今年の9月9日に完了の報告書みたいなものが出ているようですね。

 

素人なので良く分からないのですが、フォワード・フォーカスのテストをメインにやっているようです。多分、N8と違ってマイクの位置が後ろに来るから、騒音下で前の音がちゃんととれるかどうか、チェックしたということでしょう。

 

もしかしたら来年早々にKanso 3が出るんでしょうか。日本でとなると、もう1年は間違いなくかかるでしょうね。自腹で買い換える人は、あと1年から1年半で200万円貯めないといけない。

 

この際、コクレアの株を買いたいと思うわけですが、なかなかオーストラリアの株が買える証券会社は限られていて、極東証券以外みつからない(結構手数料が高い)。

 

 

----その後の情報----

 

ちなみに、24年度の年次報告書のダイジェストによると、Kanso3のリリースは2025年度中盤に決まったようです。これはおそらくアメリカ・オーストラリアの事だと思います。日本はそのあと1年くらい先かな?以下の記述がありました。

The introduction of the
new off-the-ear Nucleus® Kanso® 3 Sound Processor from mid-2025.... 

https://assets.cochlear.com/api/public/content/c9ae559b18d4452c9635df2ae4a8560a?v=8119e5b6

 

 

子供が大きくなると、やっぱりまた気になることが出てきました。それは、留学。

 

これまでも1−2週間程度の海外旅行には出かけていますが、そこは親同伴。スピーチプロセッサのスペアを持参するくらいで、特別な保険を掛けることもなく出かけていました。国内旅行も言うに及ばず。

 

もしもひとりで留学させるとしたら、まずは主治医経由で現地の医療機関に事前にコンタクトをとっておいて、マッピングのデータは送ってもらって対応、みたいなことをしないといけないとですよね。そしたら、音の調整から、まさかの緊急再手術まで対応できると思うんです。ココはOK。

 

そして最大の疑問というか難問は保険。マッピングの調整なんかはよっぽどのことがなければ日本に帰ってきて年1回みたいなことでいい(したがって、海外での医療費の心配はいらない)、たぶん。でも、緊急手術なんかになってしまったら、どうする?海外のべらぼうに高い医療費、払えるのか?通常の保険だと、適用外じゃないかと思うんですよね。普通は、受け入れ先の学校が在籍者向けの保険を用意しているケースがほとんどだと思いますが、ここでも人工内耳は適用外ではないかと思われるのです。国内の医療保険だって、聴覚障害があるとほとんどダメですものねぇ。。。そもそも難聴者が入れる海外医療保険があるのだろうか。別注なのか?でも間違いなく海外に長いこと行っている人工内耳つけた日本人はいるはずだろうと思うのですが。。。。

 

緊急手術みたいなことを想定しないのであれば、まあ健聴者と同じでいいかなと。数ヶ月の短期間だと特に。問題はやはり「緊急手術」案件の医療費に対する備えです。

 

数ヶ月か数年かによっても対応は異なると思いますが、いずれにせよ保険。探そう。あるのかな。行った人はどうしてるのでしょうか。。