中国・天津生まれ。終戦後一家で引き揚げ、大阪府岸和田市で育つ。四天王寺高校卒業。53年、西野バレエ団に参加。59年、モデルとして芸能界入り。62年8月、「ハップスバーグ・セレナーデ/涙の白鳥」でレコード・デビュー。64年からNHK『歌のグランド・ショー』に出演し、由美かおるらと共に西野バレエ団五人娘と評され、人気を博す。65年には「ノーチェデ・東京」が初ヒットを記録。またNHKへの貢献度も評価され、翌年の第17回NHK紅白歌合戦に「ラバーズ・コンチェルト」で初出場を果たす。紅白史上初めて”出場歌手のパンツが見えた”として騒がれた。西野バレエ団の後輩である原田糸子と由美かおるもバックを固めて参加した。67年、第18回NHK紅白歌合戦にも「ラ・バンバ」で連続出場。68年、歌手としての出場は叶わなかったものの、第19回NHK紅白歌合戦では応援合戦で由美かおる、奈美悦子らとともにレ・ガールズとして、また69年、第20回NHK紅白歌合戦でもソロで、それぞれダンスを披露するなど、4年連続してNHK紅白歌合戦に出場した。73年、「他人の関係」が振付けで話題を呼び、自身では初めてオリコン・シングルチャートでTOP10にランクインし、公称ではあるが100万枚以上の売上げを記録。その年の第15回日本レコード大賞企画賞を受賞し、第24回NHK紅白歌合戦にも出場した。デビュー以来40枚以上のシングルを発売してきたが、82年8月の「愛さまざま」を最後に、新曲の発売はない。ちなみにオリコン・シングルチャートには、これまでに計6曲がチャート・イン（100位圏内）を果たしている。(ウィキペディアより)

ハップスバーグ・セレナーデ (1962)

バケイション (1962)

夜のデイト (1963)

恋はボサノバ (1963)

恋のお月さま (1963)

沈んでしまいたい (1963)

見つめないで (1964)

ふたりで来る街 (1964)

ドレミファ音頭 (1965)

ノーチェデ・東京 (1965)

キエン・セラ (1965)

恋のGTタイプ (1965)

踊るクンビア娘(1965)

アデュー東京 (1966)

ボンソワール東京 (1966)

青いドレス (1967)

シエンプレ･アモール (1967)

小っちゃな恋の歌 (1967)

ミニ・ミニ・ガール (1967)

いつもほがらかに (1967)

恋人たちはいつも (1968)

サマー・ラヴ (1968)

恋のうちあけ (1968)

恋の神話 (1969)

それでも地球は回っている (1969)

誰もそれを知らない (1970)

お別れにキスはしないで (1970)

今、恋が終る (1971)

女王蜂 (1971)

恋人たちの橋 (1971)

エロスの朝 (1972)

他人の関係 (1973)

人間模様 (1973)

波止場エレジー (1974)

まがり角の女 (1974)

三角関係 (1975)

いくつのときかしら (1975)

ちいさな罪 (1976)

遥かなる愛 (1976)

ツートンカラー (1977)

イエスタデイ・イエスタデイ (1977)

ドリン・ドリン・ドリン (1979)

愛さまざま (1982)

金井克子