サミックさん | 北海道の中標津から

北海道の中標津から

北海道は中標津(なかしべつ)から楽器屋スタッフが
日常の呟きを「超」マイペースでお届けします。

すっかり走る事をサボりがちなリペアEです滝汗

 

今回は「このギター、使える様にして欲しい」とのご注文。

「貰ったんですが、音出ないんです」

 

どれどれ先ずは状態チェック。

お!久しぶりに見た! サミック!ポーン

調べてみたところ

サミックオリジナルモデルで1991~1994年まで生産されていた

フルアコ HF-650 ダークレッドサンバーストというモデルでした。
 

あれ?

フロント音出ない?(センター/リアでは出るがリアのみ出力)

スイッチ周辺の配線?ピックアップ本体が×?

とにかくチェックです真顔

先ずはアクセスし易いSWからチェックしてみました。

ハンダ/線材の状態がかなーり微妙でしたがチェックして再配線。

問題無しウインク

中を明るくして内部配線チェック。

外観上は問題無し。やっぱりフロントPUかぁ

ポット類全部落としてズルズル引っ張り出して

切り離してPU単体でチェックですな・・ゲロー

 

と、思いきやミニポットとFホールのサイズのミラクルフィットで

フロントVolポットのみの落としで分離出来ましたデレデレ

 

その後、フロントPUをチェックしたのですが

最後まで彼は何も答えてはくれませんでした・・・チーン

 

このまま返す訳にはいかないので店にあるピックアップを探すとちょうど良いのが!ちゅー

ピックアップを配線/ポット/SWを引き上げその後ピックアップを戻して元通り。

他部分の「使い込まれた感」に対してフロントPUだけピッカピカですが(汗)

これはしょうがない滝汗

 

この手の所謂 「箱物」 ってソリッドのエレキと比較して同じ作業でも

手間がかかる点が今回は面白かった~

 

画像は本記事に全くもって関係の無い最近出番が少ない

ネコ店長の店内でまどろむ様子をご覧下さい。