寒い季節が嫌いです。
日が短く、太陽にあたる時間が少なくなるから
暗くなるのが早いから
そして気が滅入ることが多くなるから

何年か前、端から見れば確かに幸せだったはずの日常なのだけれど、
苦しんで、どうしようもなくて、自分の目の前のことすら何をどうしていいのかわからない
そんな感覚に陥った時期
朝食べたものも吐いて、
通勤の電車を降りたら、しばらく休まないと足が止まって前に進めない。

寒くなるとあの時の記憶がたまにふと顔を出す


それでも、あの時足が前に出た。
その助けになったのは少なからずあのバンドのあの歌達。

今考えても、とってもとっても助かった。

昨日は、そんなバンド「フラワーカンパニーズ」のライブでした。
バンドはメジャー復帰も果たして、札幌のタワレコにも大々的にニューアルバムが
展開されるほどになりました。
ついこないだまでベッシーホールもスカスカだったのに今回の札幌2デイズ、
札幌COLONYは二日ともソールドアウト。
もちろん今迄観てきたフラカンライブの中で最高の盛り上がりでした。
四人から出る音の固まりはCDの比べ物にならないくらい凄かった。

やっぱり僕にとっては大事な大事な頓服薬かもしれません。

毎日の食費をちょっとずつ我慢しても行く価値は大アリなのです。

これでこの冬をなんとか乗り切ろうと思います。
星野源ワールドにどっぷりはまってしまった。

インストバンドSAKEROCKのメンバーで
俳優としても「大人計画」の事務所に所属していて
最近ではNHK朝のテレビ小説「ゲゲゲの女房」にも出演してましたね。

ウォーターボーイズにも出ていたのは知らなかったよ。


その独特のコードワークはさすがに解析できないから
簡潔にしてみた



キッチン 作詞作曲:星野源

ふと気付くと キッチンで寝ていた
昨日の料理 捨てずに眺めていた
秋の風が 硝子を叩いた
胸の穴がポッカリと風を通した

昨夜を境に 時が止まったかのように
同じ言葉が 繰り返し部屋の中 巡る
おかずの匂いだけを残して

ごみの袋開けて 捨てよう
はみだしている思い出 入りきらず

いつかなにも 覚えていなくなるように
今の気持ちも 忘れてしまうのかな きっと
腐った体だけを残して

いつかなにも なかったかのような顔で
飯を食べて 幸せだなどとほざくだろう

つないだ右手 深く沈めて
笑った記憶 川に流して
安い思い出 静かに消えて
おかずの匂いだけを残して





子供 作詞作曲:星野源

朝起きて 目を開けて 隣に君が
腹へって 冷蔵庫 開けて二人は
ぼんやりとチューするの

何もない休日に 寝間着にままで
パン焼いて テレビ見て 玉子をのせて
ぼんやりと過ごすのよ

子供と子供が
一緒になったなら
二人で大人になればいい

朝起きて 仕事して 帰ると君が
腹へって 冷蔵庫 開けて二人は
ぼんやりとチューするの
髪を高校以来のベイビーショート(ICONIQ風)にするため実家にきたら、
探してたくるりのスコア出てきた。

なつかしくってつい。