すっかり、更新が遅くなってしまって・・・
死んだのでは?(重すぎ)と思った方もいらっしゃるかもしれません。
ごめんなさい。
6月の26日にものすごい黄疸を指摘(善心道のかわいい小学生5年生の茶帯しょうや。渡辺師範ご子息)され、翌日病院へ行くと、「即入院!」を言い渡されました。
ベッドで待っていると、措置と言うか、処置といいますか、手術の説明に主治医の先生が見えられました。
説明は、1時間以上に及び、危険が伴うこと。
死ぬ可能性があること。
さんざん脅かされました・・・・が。手術なんてものは、皆危険を伴いますし、その話はどうということはありません。
私の気持を落ち込ませたのは、その手術方法!
そう、胃カメラに電気メスを備え付け、黄疸の原因になっている胆汁の出口をカットすること。
さらに、管を同じく胃カメラを通し、ぶすりと刺してしまうこと。
さらに、その管の取り換えは頻繁にやらなければならないこと・・・
がビーン!
胃カメラ・・・・
胃カメラ・・・。
私は風邪をひいた時などの喉をシルバーのスプーンみたいなので触られるのも大嫌い(情けないですね)
それが胃カメラ!!!
前回の入院では、ガンを探すために、お尻から内視鏡を入れましたが、もう、内視鏡を入れるくらいなら死んだ方がましだと思ったくらいでしたもん。
それより辛いと思われる、胃カメラ。
説明から二日後に受けること(黄疸指数がぐんぐんあがり、猶予がない)にしましたが、前日、8回以上も目を覚ます。
しかし、時間の経過はゆっくりで、なぜかお尻から内視鏡の時よりも落ち着いている私。
「時間ですよ!」きれいな看護師さんから手術の場所を告げられ、一人で向かいました。
前日夜9時から絶飲、絶食のため、のどの乾きが辛い。絶対に食べるより、のどの渇きの我慢が辛いですね。
すると、胃からあぶくを消すという、液体をコップ半分くれる看護師さん。
おいしかった!生き返った気分。
そしてびびっていた、喉への麻酔ですが、ぶっとい注射器を目の前に持ってきた看護師さんでしたが「あーんして」と、のどに。ピューっと上手に流し込んでくださり、注射はなし。
口にその液体を含んでいるのは苦しかったのですが、ほどなくして開放。
そしていよいよ、処置?手術ベッドの上に。
左方向に寝かされ、血圧計やら、何やら、かんやらを身体にとりつけられていく。
その手際の良さに感心しながら、私を落ち込ませたのは、マウスピースの装着!!!
「いよいよ来たか・・・・・・・」
「ゆっくり息をしてください」 「まだ眠くならないですか・・・」
「ど・・・・う・・・・・で・・・・・・・・」
なんとマウスピース装着後、3分で私は夢の中へ入っていった。
「堀さん、ほりさーーーーん、終わりましたよ!!!!」
その声にたたき起こされ、歓喜が沸きあがる!!!
「もしかして終わったんですか?」
「終わりましたよ」
それからは、よく効いている麻酔のおかげで、部屋に戻り、私の身体をベッドに戻してくれている以外は記憶になく、14時から多分一時間くらいで手術は終わったと思うのですが、夜中2時まで目が覚めず。
びびりの胃カメラ体験は、こういう形で幕を閉じました。