一般的に中学受験は子供にとって、肉体的にも精神的にも過酷と言われます。
熾烈な競争にさらされ、心を壊してしまったお子さんが、知り合いにも少なからずおります。
私が塾なしで受験を行おうと考えたのは、ここに理由がありました。
子供たちが楽しく通う塾もあると思いますが、塾に行かない方が子供らしくのびのび過ごせることは間違いありません。
なぜそこまでして、子供らしい生活を重要視するかといいますと、私の学生時代の経験があるからです。
中学受験に挑む多くの親御さんは「今は辛くても、将来いい大学に入ればこの子のためになる!
」と考えているかと思います。
では実際にいい大学に入った後のことを想像している親御さんはどれほどいるでしょうか?
私が東大の学生だったとき、先輩・同期・後輩と色々な学生を見てきましたが、まともに卒業し、進学 or 就職できた人は7割ぐらいだったと思います。
また就職しても、すぐに引きこもりになったり、自殺したりする友人もいました。
下記一例です。
・学部で首席だったが、就職後自殺
・学部4年で配属された研究室でなじめず中退
・大学院試験に落ちて鬱→中退
逆に多浪・多留でも一流商社へ入り、35歳で3000万円ぐらい稼いでる後輩もいます。
この差は何なのか?
色々考えましたが「心の柔軟性」が大きな要因だったように思います。
彼らに共通していたのは、あまり遊びなどをしてこなかったので、遊び心がなく、人との関わり方も不得手でした。
心の柔軟性は、幼少期の過ごし方が大きな影響を与えるため、皆さんのお子さんが現状どのような状態か、一度立ち止まって考えてあげると良いかもしれません。
長々と述べましたが、中学受験の結果は良くも悪くもその時点の結果です。
将来お子さんが社会に出て闊達に活躍する姿まで想像し、長い視点をもって舵切りをしてあげると後悔が無いかと思います![]()