アメブロへの投稿は、久しぶりになります(^^;)
しばらくSNS離れをしておりました。
"自分の生活のペースをSNSで乱したくないから"
ってかっこいい言い訳をしたいところですが、、、
本音は、ただただ、不精なだけ(笑)
後回しにしてすぐ忘れてしまいます(笑)
さあ、前回の投稿から1年が経とうとしていますが!
実は、2022年は公私ともに非常に忙しかったのです。
(不精なだけが理由ではないのです)
ありがたいことに、自宅出産を希望される妊婦さんとの出会いもたくさんあり、一昨年より沢山のお産に立ち合わせて頂きました。感謝
さて、一昨年(2021年)10月まで遡ります
妊娠9か月の時に初めて問い合わせがあった、
Tちゃんのお産。
今回が初めての出産でした。
Tちゃんは、海外で出産の予定でいました。
妊娠中は近くのクリニックで妊娠管理をしてもらい、
産むまでに渡航して、ハワイの助産院で出産の予定をしていたとのこと。
が、このご時世。
入国規制もまだひかれている当時。
妊娠中の体調面の不安もあり、
渡航の時期を引き延ばししているうちに機会を逃し、出産が近づき、敢え無く渡航を断念。
海好きでハワイで出産することを望んでいた彼女は
バースプランを急遽変更することになりました。
通常、妊娠9か月から妊婦さんを受け入れることはありません。
というのも、《自宅出産》という、
医療が無い中でのお産は、
そこに至るまでの妊婦さんの身体や心の準備、
環境の準備、
そして助産師との信頼関係づくりなどが不可欠で、
それに時間を要します。
が、Tちゃんとはきっとご縁があったのでしょう。
医療連携を頂いている病院とスムーズにつながり、
いろんな面での準備も整い、
あっという間に、自宅出産の段取りができました。
彼女と赤ちゃんには、
そうさせる力(引きの強さ)があったんだなあ
と思わせるような
とても朗らかな太陽みたいな輝きのある妊婦さんでした。
陣痛は予定日を過ぎてすぐに来ました。
(実はこの時、別の妊婦さんも少し先に陣痛が来ていました。よしむら助産所初の、同時お産か?!というハラハラの状況でした。この話は次回に。。。)
初めての出産でしたが、いい感じに陣痛が始まったようで(10分間隔から5分間隔になるまでの時間が短かった)、
びわ湖の対岸にあるお家までいそぎました。
パートナーさんは夜勤で不在、
実姉さんに側に居てもらい陣痛と向き合いました。
うちからびわ湖の対岸であるこの辺りは、
緩やかな山間の素敵な林の中。
本当に静寂、澄んだ場所です。
夜中から始まったお産は明け方となり、
パートナーさんが帰宅し実姉さんと交代。
何気なくBGMを流されました。
波の音
お部屋はたちまちハワイのビーチになったようでした。
ああそうだった。
もうすぐ赤ちゃんがやってくるんだった。
パートナーさんが来るまでの間、
私とサポート助産師、実姉さん。
女が3人揃うと、ついつい話が止まりません(笑)
夜中の眠気覚まし、
緊張するお産の中でみんなで居る安心感、
そういった理由で、多弁になっちゃいます💦
少々反省…
私たちも波の音に心を寄せて、
みんなで赤ちゃんの声を聴くように
ゆっくりゆっくりやってくるその時を待ちました。
そうして、
穏やかに美しく
誕生のときを迎えました。
地球上の生命は
はじめ、海から発生したと言われています。
人もまた生命。
そのルーツはやっぱり海だったんだなあ。。。
そんな風に思えるお産でした。
"産み(うみ)"の語源は"海(うみ)"かもですね。あ、その逆もありか…
ようこそこの世界へ
元気に誕生してくださって本当に感謝です。
そしてTちゃんとパートナーさん
私とご縁頂きありがとうございます
素敵なお産に立ち合わせて頂き、本当にありがとうございました