こんばんは 吉村龍泉です。

 

 

いつもブログをお読みいただき、

 

ありがとうございます。

 

 

三元九運で見ていくと、

 

1984年から2043年の間

 

20年ごとに

 

第7運第8運第9運なると

 

お話しました。

 

それを違う形で、

 

10年ごとに見ていきますと、

 

下記のようになります。

 

それでは、前回の続きから

 

はじめます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三元九運を論じていると

 

歴史は180年で繰り返すと

 

いう形になるわけです。

 

今から180年前というと、

 

1838年、1839年になります。

 

明治維新が1867年ですよね。

 

これより30年ぐらい前あたり、

 

この時代って、幕府がそろそろ

 

危ないと思っている時代なので、

 

いろいろな政府の締め付けが、

 

厳しくなった時なのです。

 

今の日本と非常によく似ています。

 

そういう、三元九運の説明の仕方が

 

あるわけです。

 

 

それを10年ごとにみる見方で

 

考えてみますと、

 

前にもお話したように、

 

バブルが膨らむだけ

 

膨らんだ前半、

 

第7運の前半は、それを

 

一言でいうと何なんだというと、

 

火天大有だと云っています。

 

 

 

おおいにたもつ時であると

 

云っています。

 

火天大有は、おめでたい卦と

 

云われます。

 

昔、易者さんがマークに

 

地天泰を使っていました。

 

火天大有も多かったのです。

 

 

大有おおいにあると読むと

 

物が豊富にあってよいなぁと

 

みえるわけですが、

 

周易で正しく読むと、

 

あるではなくて、

 

たもつと読まなくては

 

いけないのです。

 

 

おおいにたもつあると。

 

だから、守るのが

 

いっぱいいっぱいで

 

これ以上増えることの

 

ない卦なのです。

 

 

火天ですから、

 

天の真上に太陽なので、

 

中天の太陽です。

 

 

これ以上高くなることは

 

ありません。

 

 

段々陰って行くのを

 

どうやってたもつという卦が、

 

火天大有です。

 

 

なので、この頃、天井知らずとか

 

云っていましたが、

 

火天大有だったと。

 

そんなわけなかったということです。

 

 

そして、バブルが弾けた後、

 

どうなったかというと、

 

火山旅であると。

 

 

火山旅も只ですかと

 

いうのでなくて、

 

上に火があって、

 

下に山があるってことは、

 

単純に云って、山があって、

 

山の端に日が沈もうとしている

 

状態ですよね。

 

 

昔の旅は、決して娯楽では

 

ないわけで、もう日が暮れようと

 

している状態なのに、 

 

泊まる所もなくて、

 

さぁ、どうしようかなぁ

 

と心細い状態が、

 

火山旅です。

 

 

金もない、仲間もいない、

 

飯もない、野宿かなぁと

 

いう状態が、火山旅です。

 

 

バブル崩壊後の状態を

 

火山旅が表しています。

 

 

そして、占いを知っている人は、

 

2004年から運が変わって

 

第8運になったといいますが、

 

どうでしょうか。

 

過去15年近く振り替えてみて、

 

世の中が、

 

良くなっていますでしょうか?

 

 

全然良くなっていませんよね。

 

 

それは、

 

「ととのわず(未済)」ですよね。

 

未だととのわずの10年であると。

 

火水未済です。

 

 

 

次、山風蠱です。

 

 

腐っています。

 

山風蠱、文字通り、腐るです。

 

唯、山風蠱も、実際の易経の中の

 

卦辞・爻辞を読んでみますと、

 

「幹す(かんす)」という言葉が

 

よく出てきます。

 

『父の蠱を幹す』、『母の蠱を幹す』

 

という言葉が出てきます。

 

幹(みき)という字を動詞的に

 

読むのは、普通の方は

 

慣れていませんよね。

 

 

でも、宴会の幹事って

 

いますよねぇ。

 

これが分かりやすいのです。

 

幹事は、何をする人かはてなマーク

 

酔っぱらった奴が、襖を破いた。

 

そのあとに、謝る人を幹事といいます。

 

全部尻拭いをするということですよ。

 

 

ですから、『蠱を幹す』というのは、

 

破れを繕う、破れを修復するのが、

 

『○○の蠱を幹す』というのが、

 

爻辞にいっぱい出てきます。

 

 

ただ破れて腐っただけではなくて、

 

修復というのが、山風蠱の意味の中に

 

あります。

 

 

ここまで、火山旅、水火未済

 

きているわけですから、

 

どうにかしなくちゃという

 

あたりのところが、山風蠱であると。

 

 

山風蠱は、下が風ですよね。

 

流れているから風であって、

 

止まったら、淀んだ空気で

 

しかないわけです。

 

ところが、

 

風の向こうに山があって、

 

凄い壁があって、

 

吹き抜けることを許さないから、

 

淀んで腐るというのが、

 

山風蠱で、風腐るなわけです。

 

流通の悪さですよね。

 

 

そういう時代が、2014年から

 

始まったわけです。

 

 

だから、10年単位でみると、

 

第8運の良さがチッともないでは

 

ないかと言う形ですよね。

 

むしろ、艮為山で滞るといった方が、

 

正しいぐらいの運勢かなと思います。

 

 

そして、次の10年が天風姤

 

その次の10年が雷風恒

 

 

天風姤、女盛んなり、

 

 

女性が活躍する、強くなる、

 

10年になりそうです。

 

巡り会い、邂逅の逅(姤)だと、

 

予想外の何かが起こって

 

ということは、

 

天風姤にはありますよね。

 

 

そのあと、雷風恒で、

 

 

現状維持とは、

 

妙に落ち着いているのが、

 

不気味だなぁと思います。

 

 

 

 2014年から山風蠱

 

10年に入っているわけだし、

 

もう半分過ぎているわけです。

 

 

今は山風蠱の10年の中にいるのだと

 

頭の片隅に置いておかなければ、

 

いけません。

 

 

そして、山風蠱の10年にも

 

一年一年 年卦があります。

 

これは、甲子から始まる60年が

 

ポイントになって決まるのですが、

 

この説明をするとまた長くなるので、

 

そのことは、また後日として。

 

 

今日は、この10年の一年ごとの

 

年卦を云っていきますね。

 

 

ああ、そうそう。

 

2011年に起きたあの震災の年は、

 

因みに山地剥でした。

 

翌年の2012年は、地雷復で、

 

復興を表しています。

 

2013年は、山雷頤で、

 

2014年が、水雷屯

 

2015年が、風雷益

 

2016年が、震為雷

 

2017年が、火雷噬嗑

 

2018年が、澤雷随

 

今年2019年が、天雷无妄で、

 

来年2020年が、地火明夷です。

 

2021年が、山火賁

 

2022年が、水火既済

 

2023年が、風火家人になります。

 

 

やはり、2011年は、山地剥

 

 

剥ぎとる・削り取るで、震災の年だし、

 

そして、翌年2012年は、地雷復

 

 

まさに復興に向かって動きました。

 

 

ちょっと心配なのは、

 

今年から来年にかけてです。

 

2019年 天雷无妄

 

 

自然に任せろ、成り行きまかせだ。

 

予期せぬ災難があるかもはてなマーク

 

なんてことですし、

 

オリンピックの年2020年は、

 

地火明夷です。

 

 

地下に沈む太陽です。

 

真っ暗闇です。

 

ある意味、何が起こるかわからない。

 

起こったとしても見えない。

 

凄く心配な卦が配されています。

 

不気味です。

 

 

 

それから、もうひとつ

 

1984年から2043年までの

 

60年間を表す卦は、

 

火風鼎でしたよね。

 

 

 

この卦は、協調し合う・協力し合う

 

という意味ですが、

 

他に三角関係という意味もあります。

 

 

ですから、この火風鼎の時代、

 

それ以前と比べて、

 

離婚率が急に増えております。

 

易の卦の通りになっております。

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読み頂きまして、

 

ありがとうございます。m(__)m

 

 

この続きは、また後日。

 

 

 

 

 

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