こんばんは 吉村龍泉です。
いつもブログをお読みいただき、
ありがとうございます。🙂
今年は、
平成
という年号を使うのも
後わずか、
ちょっと暦(れき こよみ) について
考えてみたいと思います。
もちろん、自分は
東洋系の占い師ですので、
暦といっても
干支暦、中国暦になります。
暦のサイクルといえば、
年月日時ですが、
中国暦では、
これより小さい単位も
大きい単位もあります。
まず、
小さい単位から云いますと、
分と秒です。
但し、
現代の時間を計る分や秒とは、
ちょっと違うので
あとで説明します。
それから、
大きい単位の方は、
年のうえが世で、
そのうえが運で、
そのうえが会で、
そのうえが元であります。
大きい単位から
もう一度云いますと、
元･会･運･世･年･月･日･時･分･秒
になります。
これらが、
どのようなサイクルで、
時を刻んでいるかと
云いますと、
年と月の関係は、
１２ヶ月経てば１年ですから、
１２です。
月と日の関係は、
約３０日で１ヶ月ですから、
３０です。
日と時の関係は、
干支暦の時の単位は、
２時間(いっとき)ごとですから、
２ × １２ = ２４で１日ですから、
１２です。
このことから、暦のサイクル
単位の変化のサイクルが
見えませんか。
１２、３０、１２、３０･･･と
繰り返しているのです。
ですから、
日と時の関係が１２でしたから、
時と分の関係は、３０で、
１時を分に直して
３０で割れば、
２ × ６０ = １2０
１２０ ÷ ３０ = ４
ですから、
分は４分ごとです。
この４分ですが、
占星術の経度１度分に
あたります。
ここからちょっと、
東洋と西洋が
関係していることが
窺えますね。
そして、
分と秒の関係は、１２です。
したがって、
４分を秒に直して、
１２で割れば、
４ × ６０ = ２４０
２４０ ÷ １２ = ２０
よって、
秒は２０秒ごとです。
今は時間の計り方は、
１分、１秒ですが、
中国暦では、
４分、２０秒です。
それでは次に、
年より大きい単位は、
どうなるかと云いますと、
年と月の関係が、１２でしたから、
世と年の関係は、３０です。
よって、１世は３０年です。
次の運と世の関係は、
１２ですから、
１運は、１２世で、
１２ × ３０ =
３６０年です。
会と運の関係は、３０です。
したがって、
１会は、３６０ × ３０ =
１０,８００年です。
それから、
元と会の関係は、１２で、
１元は、
１０,８００ × １２ =
１２９,６００年です。
こうなると、
地球の誕生や
生物･人類の発生を
考える年数ですね。
何でこのようなもの
暦が、
必要になったのかと
云いますと、
世の中を説明するため、
社会を予言するため、
天下国家を占うためです。
年月以上のものを使って、
世の中を占うためなのです。
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