こんばんは 吉村龍泉です。

 

いつもブログをお読みいただき、

 

ありがとうございます。

 

 

 

昔あったお話ですが(ほんの一例)、

 

 

とある由緒ある家のご主人が、

 

眠りについていると、

 

枕元に

 

自分の先祖と名乗る者が現れ、

 

「自分は、

 

あなたの祖先の何某である。

 

今現在、

 

自分を供養してくれる者は

 

おらん。

 

だから、

 

自分は救われん。

 

どうか、

 

自分を供養してくれ。」と

 

云われたといいます。

 

 

変な夢を見たなと感じ、

 

そんな先祖は

 

訊いたことがないと

 

思ったが、

 

それでも念の為、

 

家の家系図を

 

確かめてみたところ、

 

今まで気が付かなかったが、

 

夢に現れた先祖の名前が

 

歴然と系図に

 

記載されていた。

 

非常に驚いた。

 

 

なぜ、

 

この主人が

 

そんなに驚いたかと云うと、

 

彼は極端な唯物論者であり、

 

神も仏も霊魂もいないし、

 

人間は死んだら

 

枯れ木が腐るのと同じであると

 

思っていたからだ。

 

 

神仏・霊魂がいるなどとは

 

迷信であると

 

常に主張していた。

 

 

しかし、突然

 

このような不思議な事が起り、

 

彼の唯物思考は根底から

 

崩れてしまった。

 

 

そして、

 

彼は枕元に立った先祖を

 

何とか供養しなければならぬと

 

考え、

 

お伴(使用人)を連れて

 

故郷の九州へ向かった。

 

ところが、

 

善は急げで来てしまったため、

 

どこに葬られているか、

 

よく調べて来ず、

 

分からずに

 

困却してしまった。

 

 

すると、その晩

 

今度はお伴の枕元に先祖が立ち、

 

「何郡何村のどこに

 

墓が埋もれてあるから、

 

掘ってみればわかる。」と、

 

云われたという。

 

 

翌朝、

 

目を覚ますと

 

すぐにそのことを主人に話し、

 

主人は再度びっくりした。

 

兎に角、

 

その先祖の霊の云う通り、

 

現場を掘り返してみると、

 

墓が出てきました。

 

 

その墳墓を掃い清め、

 

祠(ほこら)を立て、

 

しっかり供養し

 

帰京しました。

 

 

それ以来、

 

その主人は、

 

すっかり霊魂の存在を認め、

 

それと共に

 

仏を信じることが

 

出来るようになり

 

すっかり仏教信者に

 

なったそうです。

 

 

額の生え際のラインの部分を

 

霊道(れいどう)と呼ばれて、

 

人相では、

 

神仏と祖霊を見るところです。

 

 

この箇所が蒙色や暗色であると

 

よくありません。

 

生え際は天にあたりますから、

 

すっきり晴れていないと

 

ダメです。

 

(人生を豊かにする人相術より)

 

 

天庭の高濶なるは、

須らく僕馬(ぼくば)の

虧(か)くる無きを

知るべし。

 

天庭とは額のこと。

高濶とは高く広く生え際も

 乱れずに綺麗なこと。

 

僕馬とは、部下(使用人)や

家畜が多いこと、

現在では出世すること。

 

 

ですから、

上記の古典の意味は、

『額が広くて綺麗な人は、

出世します。』

ということです。

 

※ 額が綺麗とは、

額に蒙色や暗色がなく、

黒子や傷などの

障りないことです。

 

(人生を豊かにする人相術より)

 

 

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