こんばんは 吉村龍泉です。

 
 
前回、旧暦は、太陰太陽暦であるから、

 

月も太陽もどちらも考慮するから、

 
月の満ち欠け(太陰)からくる
 
朔望周期の1年間(12朔望月)、354日で、
 
太陽暦の1年間が365日であるので、
 
その差 11日 はどうするのか?
 
というところで つづくでしたね。
 
 
前回の詳細を知りたい方は、
 
ダウン をクリックください。
 
 
 
実際、旧暦では、12朔望月が終わると、
 
一暦年(1太陽年ではない)が終ったとする。
 
次の年、第二暦年が終ると、
 
第一暦年で残してある11日ほどと、
 
第二暦年で余った11日ほどと、
 
合計22日ほど季節が狂って来ます。
 
第三暦年を12か月とするなら、
 
第三暦年の終わりには、季節の狂いは
 
33日に達することになります。
 
そこで、第三暦年を12か月ではなく、
 
13か月としてやることによって、
 
33日の季節の狂いを常に1か月以内に
 
留めることが出来ます。
 
このように時々入れられる
 
余計な月のことを閏月と云います。
 
 
閏月を入れると、太陰太陽暦方式の

 

暦日の季節からの外れを、

 

常に1か月以内に保てることが

 

できるということは、中国では

 

(紀元前17世紀~紀元前1046年)

 

の時代に

 

発見されていたことです。

 

 

また、

 

春秋時代(中国)の中頃(紀元前600年頃)には、

 

19太陽年がほぼ235朔望月に等しい

 

ことが判っていました。

 

1太陽年は、365.2422日で、

 

1朔望月は、29.53059日です。

 

 

19太陽年は、

 

365.2422日 × 19 =

 

6939.6018

 

 

235朔望月は、

 

29.53059日 × 235 =

 

6939.68865

 

 

ご覧のとおりです。

 

 

 

じゃあ。

 

235朔望月は、何年にあたるのか?

 

というと、

 

235 ÷ 12 = 19  余り 7

 

になります。

 

 

235朔望月は、19年と7か月と

 

いうことになり、

 

これは、

 

19年の間に7回閏月を置けば

 

よいことを示しているわけです。

 

 

十九年七潤の法

 

云われているものです。

 

 

メトン周期とも云います。

 

紀元前5世紀のギリシャの学者

 

アテナイのメトンが発見したものです。

 

 

 

万年暦をお持ちの方は、

 

ちょっと広げて確認して頂くと

 

わかりますよ。

 

1999年(H11)~2018年(H30)の

 

19年間に、

 

2001年(H13) 閏4月(4月2回)

2004年(H16) 閏2月(2月2回)

2006年(H18) 閏7月(7月2回)

2009年(H21) 閏5月(5月2回)

2012年(H24) 閏3月(3月2回)

2014年(H26) 閏9月(9月2回)

2017年(H29) 閏5月(5月2回)

 

7回の閏月が入っています。

 

 

 

万年暦をお持ちでない方は、

 

ウェブの万年暦 矢印 をクリックし、

 

万年暦(旧暦・干支・九星カレンダー)

 

2017年6月を見てもらうと、

 

5月が2回あることが確認できますよ。

 

(6月を見て頂くのは、旧暦とのタイムラグです。)

 

 

 でも、

 

旧暦の閏月は、

 

ただ日数を調整するために

 

あるものだけではありません。

 

 

 

 

閏月が、

 

にあれば長めのぽかぽか陽気

 

にあれば暑さが長引くし、

 

にあればの訪れが遅くなります。

 

 

 

だから、

 

旧暦は今でも重宝に使われています。

 

 

どの季節の服を多めに作るか?

 

バーゲンはいつやるか? など、

 

アパレル業界・百貨店は注目するし、

 

 

いつ種や苗を植えて作物を作るか?

 

農家は注視しています。

 

 

 

これが旧暦

 

太陰太陽暦の役割です。

 

 

 

もっと大きく捉えると、

 

月の朔望は、

潮の満ち引きにも関係し、

人間をはじめ

あらゆる動植物に影響を

与えるということ。

 

太陽の光は、人間をはじめ

ほぼすべて動植物に影響を

与えるということ。

 

月も太陽も考慮する

太陰太陽暦(旧暦)は、

非常に理にかなった暦と

いうことです。

 

 

 

 

 

 

 

今日はこれにて。

 

 

 

 (画像は、拝借しました。)

 

 

 

○4月の鑑定日程
 
4月3日(火)  エチカ池袋

4月4日(水)  新宿アドホック

4月6日(金)  ヨドバシ吉祥寺
4月10日(火) エチカ池袋

4月11日(水) 新宿アドホック

4月13日(金) ヨドバシ吉祥寺

4月17日(火) エチカ池袋
4月18日(水) 新宿アドホック
4月20日(金) ヨドバシ吉祥寺
4月24日(火) エチカ池袋

4月25日(水) 新宿アドホック

4月27日(金) ヨドバシ吉祥寺

 

 

火曜日

エチカ池袋鑑定所 (開運館E&E)

〔池袋駅・

東京地下鉄 副都心線池袋駅が

一番近いかなぁ
東京都豊島区西池袋3-28-14

エチカ池袋 パサージュ空間 地下1階
☎ 03-3590-0615 (直通)

営業時間;10時~21時

(最終受付:20時30分)

 

占い処の詳細は下記を閲覧ください。

エチカ池袋 フロアマップ

エチカ池袋 ショップ案内

 

 

水曜日

新宿アドホック鑑定所 (開運館E&E)

東京都新宿区新宿3-15-11

新宿アドホック地下2階

(新宿サブナード3丁目)

☎ 03-3352-6030 (直通)

営業時間;13時~21時

(最終受付:20時30分)

 

 

金曜日

吉祥寺ヨドバシ鑑定所 (開運館E&E)

JR 吉祥寺駅北口
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-19-1

ヨドバシカメラマルチメディア吉祥寺6階
☎ 042-229-2566 (直通)

営業時間;10時~21時

(最終受付:20時30分)

 

 

 

 

最後までお読み頂きまして、
 
ありがとうございます。m(_ _)m