こんばんは 吉村龍泉 です。

 

「人相で占いますよ。」と云うと、

 

『そんなもので判るのですか?』

 

『そんなもので当たるんですか?』と

 

(たまによりは少し多く)云われます。

 

でも、ある方から聞いた話ですが、

 

確か何かの本にも書いてあったと思うのですが、

 

“顔面の皮膚というのは、体中の神経の過敏点で埋まっている”

 

のです。 また、“形体(形貌)は、即ち心性を物質化させたもの”

 

なのです。

 

だから、他人(ひと)の顔をみるということは、

 

その顔面の皮膚を通じて、その人の健康状態と精神の状態を

 

顕微鏡で覗いているようなものだ。 ということになるのです。

 

したがって、『お前に顔に書いてある。』と云われることがあるのは、

 

しっかりした根拠があるわけです。

 

顔というものは、いくら隠そうとして繕っても、

 

本当のことがすべて顔に出ているようで、

 

誤魔化しがきかぬものだということです。

 

 

もう一つ顔にまつわる話で、

 

アメリカの第16代大統領のリンカーンが、

 

大統領になった頃のお話です。

 

友人からある男をブレーンにしてはどうかと

 

推薦されたそうです。

 

ところが、リンカーンは一向にその話に乗ろうとしない。

 

業を煮やした友人がなじった。

 

「あれ程の男を何故、きみは側近として採用しようとしないのかね?」と。

 

それに対してのリンカーンの回答は、

 

「実は、あの男の面(つら)が気に入らないのだ。」であった。

 

この言葉に一層頭にきた友人は

 

「大統領ともあろうものが、面構えぐらいで人をやかく言うのはおかしい。

 

面構えと才能とは関係ないと思うがね。」と詰め寄った。

 

リンカーンは透かさず答えた。

 

「男は四十を過ぎたら、自分の顔に責任をもたねばならない。」
(Man over forty is responsible for his face .

 

これは有名な言葉ですよね。

 

四十を過ぎたら、自分の顔は、

 

産んでくれた育ててくれた親の責任ではなく、

 

自分自身に責任があるのだということです。

 

自分が顔つきを創っていくんだということです。

 

 

(余談になりますが、採用されなかった男は、たぶん

目つきがよくなかったのだと自分は推測します。

目は口ほどに物を言うといいますしね。

人相に於いては、目は“神”(しん)と云って、

重要な部位なので。)

 

 

 

 

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