『二千日回峰歩破修行』目的
「佐藤一斎先生」(言志四録)の
「春風を以て人に接し
秋霜を以て自ら粛む」の実践
簡単に言えば
「自分に厳しく、他人にやさしい人物になるため」の修行なのです。
人に誉めてもらうためのものではなく、また笑われて貶されることも関係なく
ただ黙々と継続する「自己修行」です。
山伏(比叡山や大峯山)での
「千日回峰行」は有名ですが
ここ、長野県下伊那郡阿南町での
『二千日回峰歩破修行』は世界初です。
「千日回峰」は、千日かけてする山伏の
「過酷な修行」です。
「二千日回峰」は、素心宮司が
十年かけてする山岳修行です。
始めたのは二年前からで今日まで
450日歩き続けました。
昨年と今年で合わせて
「700」日を目標にしています。
十年かけて目標達成できたらいいなあ・・・と
ささやかな「夢と目標」があります。
素心塾長は、只今、83歳ですので
この「二千日回峰」の達成は90歳になります。
山男にどうして「山に登るのですか?」と聞くと
「そこに山があるから」と答えます。
素心宮司に「どうして二千日回峰するのですか?」と聞くと
世界で誰も「二千日回峰」した人がいないからだと答えます。
「二千日回峰」の目的は、
過酷な修行で
「自分に厳しく、他人にやさしい人物になるための修行です」