雪の西行庵
寒々と西行庵に
雪降り積もる
 
ひそやかに
いとど寂しも
 
悲しげな
鹿の鳴き声
 
西行を偲びて
涙はやまず
 
雪の西行庵に
訪ねし人もなし
 
 
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西 行 庵
 
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<西行の歌>
捨てはてて 身はなきものとおもへども雪のふる日は さぶく こそあれ
 降りつもる雪を友にて春までは日を送るべきみ山べの里(西行)
降る雪にしをりし柴も埋もれて思はぬ山に冬ごもりする
雪埋むそのの呉竹折れふしてねぐら求むるむら雀かな
降りつもる雪を友にて春までは日を送るべきみ山べの里
わがやどに庭より外の道もがな訪ひこむ人の跡つけで見む
たけのぼる朝日の影のさすままに都の雪は消えみ消えずみ
雪降れば野路も山路も埋もれて遠近しらぬ旅のそらかな
折ならぬめぐりの垣のうの花をうれしく雪の咲かせつるかな      
 
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